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検索ランキングは幕を閉じ、検索プレースメントの時代へ

ユニバーサル検索、パーソナライズド検索が出た数年前から、「検索ランキングにこだわるSEOは終わり」的な議論はありましたが、Google+の本格導入で検索結果もますますパーソナライズが加速化しつつある今日のGoogle。さてその永遠の議論の答えはいかに?ということで、サーチエンジンドランが新たに提案する「検索プレースメント」という概念をご紹介。 — SEO Japan

新しい1年が幕を開けた。この時期は、決まって何かは終わったと宣言することになっている。

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先日、私はグーグルのサーチ+に関するプレゼンを行い、その中で、グーグルのランキングが一貫性を欠いているため、ランキングレポートの存在価値がなくなったと述べた。

実際に、私が見るグーグルの検索結果と、皆さんが見るグーグルの検索結果は、クエリが同じでも異なる可能性が高い。その理由を挙げていく:

  • 検索ユーザーの過去の検索に基づき、検索結果がパーソナライズドされるため
  • 友達の検索の履歴に基づき、検索結果が影響を受けるため
  • ローカルの検索結果が表示されるため
  • ソーシャルメディアやウェブページでのブランドの言及の影響を受けるため
  • イメージ、動画、製品、ニュース、またはその他の結果が妥当なクエリであるため
  • 新鮮さが必要されるクエリであるため
  • 多様性が必要とされるクエリであるため
  • 1年間で500回を超えるアルゴリズムの変更が行われているため

グーグルが統合型ユニバーサル検索モデルに加える全てのその他の要素に加え、リンクベースの統一型のランキングは、遥か昔にその役目を終えている。

グーグルのウェブ検索とサーチ+が進化するにつれ、私達が見る検索結果は異なる可能性が高い。一貫性に依存する便利なランキングレポートはもう使い物にならない。検索エンジンのランキングではなく、検索エンジンの配置の時代を迎えているのだ。

と言っても、ランキングレポートの死の宣告をしているわけではない。実際に、グーグルとビングはそれぞれのウェブマスターツールで優れたランキングレポートを提供している。

グーグル

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ビング

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このようなランキングレポートには、インプレッションおよびクリックに対するカウント、ランキングの平均、そして、上下の動きを知らせてくれる長所がある。私はこのフォーマットを気に入っており、APIを使ってデータを引き出すことが出来れば最高だ。

ランキングレポートに加え、ウェブ分析から次のようなデータも得ている:

  • それぞれのターゲットのキーワードごとの完全なマッチによる訪問
  • それぞれのターゲットのキーワードごとのフレーズマッチによる訪問
  • オーガニックまたは非有料検索からのユニークビジターの人数
  • オーガニックまたは非有料検索からのキーワードの数

しかし、このようなウェブマスターツールズや分析レポートには、異なるキーワードが検索結果に現れる仕組みや理由を説明せず、相互参照をほとんど行うことなく、短期間の動きをチェックし、検索結果を見ているに過ぎないと言う問題点がある。

試してもらいたい。coffee houseをグーグルで検索してみよう:

http://www.google.com/search?q=coffee+houseを検索してみよう。すると地域のカフェがリストアップされたローカルの結果を目にするのではないだろうか。

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次にこの検索を行ってもらいたい: http://www.google.com/search?q=coffee+house&pws=0 結果は変わっただろうか?pws=0は結果のパーソナライズを無効にする。また、グーグルにサインインしているなら、https://www.google.com/history/を訪問し、履歴を消してもらいたい。私は全ての検索で履歴およびパーソナライズを無効にしている。

場所をニューヨーク州のトロイに変えてみよう。1ページ目の検索結果は変わっただろうか?

次に場所を米国に変えてみよう。ローカルのリスティングと地図は消えただろうか?異なるタイプのサイトが表示されているだろうか?

場所を変えたことで発生する検索結果内の違いは、切り分けることは難しくても、理解するのは容易である。一部の検索マーケティング会社は、様々な街でウェブプロキシを設定して、当該の地域に住んでいる人達が目にする結果を把握しようと試みている。

ソーシャルネットワークのインパクト

グーグル+のネットワークやその他のソーシャルメディアコミュニティの友達がランキングに影響を与えている場合、理解するのはさらに難しくなる。

近所の友人がグーグル+がリンクを張っていても、影響を与えるのは数名だが、AdAge(アドエイジ)やレディーガガがそのブランドに言及したり、サイトにリンクを張った場合はどうなるだろうか?どのような影響が現れ、その影響をどのように把握することが出来るのだろうか?

まず、異なるソーシャルメディアサイトのアクティビティを確認する手が考えられる。

その後、ブランドやキーワードに対する検索を行い、その後、検索結果をクリックして、会話に対する感触をつかもう。会話の規模が大きければ大きいほど、ライターの影響力は大きく、検索エンジンのランキングへの影響も大きいだろう。

ブランドやキーワードについてどのように会話が交わされているのか自分の胸に訊いてみよう。キーワードと共に言及され、リンクが張られているのは、どのブランドだろうか?その理由は何だろうか?会話を理解することで、参加を計画する上で、そして、ソーシャルメディアのアカウントのコンテンツ、そして、自分のサイトのコンテンツに関する情報提供を行う上で役に立つ。このようなタイプのリサーチは、リンク構築においてもプラスの影響を与える可能性がある。

ウェブ分析もまたソーシャルメディアの影響を計り知る上で重要な場所である。ソーシャルメディア上のリンクが検索ランキングに影響を与えているなら、このリンクをクリックしてサイトに訪問している可能性が高い。全ての主要なソーシャルメディアサイトからのリファラーを検索してみよう。

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この情報を分析パッケージで手に入れることが出来ないなら、ウェブサイトのサーバーログを利用することを薦める。

これは簡単なリサーチである。ビジターがやって来たページを訪問しよう。その際、原因や相互関係よりも手掛かりを求めてもらいたい。かつてのようにランキングレポートと被リンクの本数を見るだけの時代は終わった。

検索エンジンがソーシャルメディアの要素と情報をランキングアルゴリズムにより深く組み込むようになっており、誰がリンクを誰に張っているかをひも解くためには、様々な会話への意識および理解が欠かせない。

次は皆さんの番だ。皆さんはどのようにサーチ+やパーソナライズドされた結果に対応しているだろうか?この情報をどのように利用しているのだろうか?

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Search Rankings are Dead: Long Live Search Placements」を翻訳した内容です。

概念の提唱記事というよりは、意外と具体的なティップスが豊富な良記事でした。ソーシャルメディア解析については既存のアクセス解析ツールは十分に対応仕切れていないのが現状と思いますが、上記に書かれている手法を使えばある程度はソーシャルメディアの影響やトラフィックを調べることもできますし、自社サイトで一度はやってみたい所です。

概念の話に戻ると、確かに「ランキング」(順位)という言葉よりは「プレースメント」(配置)という言葉の方が特定の順位にこだわりすぎず検索結果ページで幅広く露出個所を拡げていくという意味では今後のSEOには合っている言葉かもしれません。

実は検索マーケティング黎明期も、Search Engine Optimizationという言葉が普及するまでは「Search Engine Positioning」「ウェブポジショニング(10年前に書いた内容)」という言葉もあったんですけどね。今思うと当初から考え方自体は正しかった?!検索結果の順位争いが激化する中でどこか順位だけにこだわるSEOが普及しすぎてしまったのでしょうか。。。さてこれからの10年でSEOはどうなる? — SEO Japan

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