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ホリエモンがめざす学校教育とは!?SNS educationが既存の通信制高校と連携した「ゼロ高等学院」を10月に開校【レポート】


堀江貴文氏主宰の「ゼロ高等学院」がこの秋に開校!

SNS educationは26日、ホリエモンこと、堀江貴文氏を主宰者とした行動を目的とする新しい高校「ゼロ高等学院」を2018年10月1日(月)に開校することを発表した。同社は同日、都内で「ゼロ高等学院」に関するメディア向けの発表会を実施した。

ゼロ高等学院は座学ではなく、社会活動に参加することで、行動しながら学べる教育機関だという。自身の行動により、自身が本当にやりたいことや人生をかけてかかわりたいことが見つかるという考えから「大切なことは自分で分かっていくしかない」という教育方針を掲げている。

■ゼロ高等学院の概要

発表会ではSNS education代表で、ゼロ高等学院の責任者である内藤賢司氏がゼロ高等学院について概要などを説明した。

ゼロ高等学院責任者の内藤氏

ゼロ高等学院で実現する世界

学校の形態について

費用などについて

スケジュール

クラウドファンディングについて

生徒たちが、座学で学び、学校という狭いコミュニティで3年間の生活をおくる一般的な高校ではなく、行動することを中心に、自身の人生に様々な選択肢があることを知り、仲間たちとともに、成功するまで失敗できることを実現するのがゼロ高等学院なのだという。

内藤氏によると、ゼロ高等学院は通信制高校のサポート校という位置付けなのだとか。そのため、第一に、通信制高校のレポート提出のサポートを行い、第二に、自分が本当にやりたいものをみつけるための行動学習があるという。

入学条件は、全国の高校を卒業していない人。入学前面談をし、必要書類を提出することで入学できるそう。定員は400名を予定しているが、今後調整する可能性はあるという。

また、費用については、3年間での108万円に加え、鹿島山北高等学校(就学支援金適用時)29万9,668円が必要とのこと。

■堀江氏も知らなかった高校の作り方

内藤氏からゼロ高等学院の概要説明後は、堀江氏と坪田塾 塾長で通称「ビリギャル」の作者である坪田信貴氏、コルク代表取締役社長で「ドラゴン桜」「宇宙兄弟」などの編集者である佐渡島庸平氏の3人が「今後の教育」をテーマにトークを交わした。

左から堀江氏、坪田氏、佐渡島氏

トークの序盤、坪田氏が「この話ってそもそも出たのって2月」と口火を切った。坪田氏によると、2月に開催された「ホリエモン万博」の際、堀江氏が「学校を作りたいんだよね」と語っていたそう。それから半年足らずで、今回の発表に至ったことについて「これってスゴいこと」と驚きの声をあげたのだ。

すると、堀江氏は「ホリエモン万博」の後に、「ホリエモン祭り in 沖縄」での出来事を明かした。実は、堀江氏自身も学校を作るのにはとても大変だという印象を持っていたのだとか。そんな中、沖縄のプロサッカーチーム「FC琉球」の社長と話す機会があったという。

FC琉球も今年4月に「FC琉球高等学院」という学校を開校しているのだ。通信制高校と提携したサポート校という位置付けで、今回のゼロ高等学院と同じ形態の学校だ。

堀江氏は、「FC琉球」の社長にどのようにして「FC琉球高等学院」を作ったのかを聞き、通信制高校のサポート校という形で作ったことを知り、自身も同じ方法でゼロ高等学院を作ったのだと説明したのだ。

つまり、一般的な高等学校ではなく、通信制高校と提携することで、はるかに早い期間で開校できるというワケだ。

■ゼロ高等学院で目指す教育とは

そんなゼロ高等学院について坪田氏は「今までの学校って、どちらからというと優良な働き手、労働者をいかに量産するかという思想」「だけど、ゼロ高校って起業家を作ろうとしている。そこが圧倒的に違うところ」と指摘する。

坪田氏

堀江氏は、かつては「生きていくうえでお金のかかる仕組みだった」とした上で、現在はテクノロジーの力で社会が変わり、概念的に「他人と同じことをしなくてもよい」社会だと持論を展開。そうした社会的な背景がある中で、「なぜほかの人と同じことをしなくてはいけないのか?」といった疑問を、特に子どもたちは抱き、他人と同じことをしなくてもいい世の中であることに気付いてきているのだと堀江氏は語る。

堀江氏

さらに、堀江氏は「学校教育の弊害って、同世代としかつるまないっていう文化を作っちゃうところにあると思っている」「まったく自分と同じプロファイルを持っているような人たちとつるんでいると、多様性を受け入れられなくなる」と指摘。その上で「僕ら(ゼロ高等学院)は、バラエティ豊かな選択肢をたくさん用意しようと思っている」「(自分に)合うやつ(カリキュラム)を一生懸命やればいい」と、一般的な学校との違いを語った。

また、堀江氏はゼロ高等学院について「これから必要とされている人を作ることが主目的」と断言した。

■とりあえずやってみる“オープンソースな思考”

質疑応答の場面でもトークは白熱。堀江氏は「これからの時代必要なのって座学より行動なんですよ」「行動したやつが一番強いっすよね」「なんも分かんないけど、とりあえず行動力あるやつが一番得してますね」と力説した。

一方で、佐渡島氏は、漫画の編集について、何年間もかけてひとつの作品を作っていた時代とは違い、ネット上にどんどん出していって様々な人の手で直していったほうが早いと感じているという。「ネットのプログラミングの開発の仕組みに色んなことが変わっていってる」と、インターネットやプログラミングだけではなく様々なことが“オープンソース”な仕組みに変わってきていることを指摘。

佐渡島氏

さらに、佐渡島氏は、経営者においても成功している人はプログラマーが多いことを指摘しつつ、「インターネットのやってみて改善していく」という、オープンソースな思考が前提の、行動力を優先する人や考えかたの強みを語った。

すると、堀江氏は「そうなんですよ、これ(ゼロ高等学院)も、僕たちもはじめてやるから」「なにやっていいか分かんないですけど、とりあえずやってみて…」と行動重視にはじめたとしつつ、様々なことを準備している段階であることを明かした。

そんな堀江氏は「一期生は、すっげぇおもしろいやつが来ると思う」「こういうのに来る一期生って、めちゃくちゃ才能がある」と期待を寄せていた。

撮影・記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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