記事

日本は中国海軍の通過に慣れるべきだ(中国軍事サイト)

1 『環球網』について

 普段私がブログを書くためだけに愛読している『環球網』ですが、基本的に中国の愛国主義者が多く見るホームページですので、論調はこれまで何度か紹介したとおりです。しかし、それだけでなく、他にもいろいろな頁があります。

 というのは、やはりホームページはアクセス数を稼いだナンボの世界ですがので、これまで「たまに」紹介したような馬鹿げたものですとか(「人ではないモノと結婚した人々(写真)」等)、エロ写真の記事(しかし中国のサイトですので、修正済み)を掲載していることもあります。

 今日はその中から「軍事」という頁にどのような記事が掲載されているか少しだけ見てみたいと思います。といっても記事を1つ1つ紹介するつもりはなく、こんな感じの目に付く記事があったよ位の紹介です。

2 日本はいい加減慣れろ

 何といっても今日の写真記事のトップを飾っている記事(「日本应习惯中国海军舰队穿越公海水域」日本は中国海軍の艦隊が公海水域を抜けていくことに慣れるべきだ)が秀逸です。

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 これはフジテレビのニュース番組が、2月3日午前、中国海軍の4隻の軍艦が、沖縄-宮古間の公海を通って、太平洋に向かったということを防衛省が確認し、情報収集に当たっているということを報道したということを伝えています。

 写真は48枚とかなりの枚数を使っておりますが文字情報は殆どなく、1枚目にフジテレビが上記のような報道をしたということを伝えているだけで、特に論評などはありません。しかし、記事の標題を見ると言わんとすることはあきらかです。

 ※念のため補足しておくと、中国海軍が通っているのは公海なのだから、軍艦が通っても問題はないという主張を一貫してしており、日本にどうこう言われる筋合いはない。そのため日本はいい加減慣れろ(騒ぐな)、というのがこの記事の言いたいことかと思います。

 それにこうした記事を報道する時の中国の報道手段で、本来は自分たちの海軍なのだから海軍に取材なりして報道すれば良いものを、軍事機密にあたるのかよくわかりませんが、日本のフジテレビがこういう報道をしているということを伝えているだけです。

3 その他の記事


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 給油訓練をしているところですが(「中国海军怎么海上补给」)、これは本当に宣伝目的で、おそらくこういう写真(記事)が大好きな兵器マニアの人向けに掲載されているものと思われます。

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 これは中国のこうした軍の紹介記事などでは必ずといっても良い程でてくる写真のパターンで、国境警備隊の人たちは旧正月の間も中国の領土を守るために、この様な過酷な環境下でもパトロールなど頑張っているよという写真です(「冰川里巡逻的祖国卫士」)。

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 その一方で、こうした写真だけではいろいろ兵の募集等に支障がでると思ったためか、軍の仕事は大変だけど、女性も頑張っているし、福利厚生の方面のきちんと整備されているよという紹介をしている写真です(「女兵在部队的头次春节」ちなみに写真は女性兵士が旧正月の挨拶を親戚にしているところ)。

 軍は他の行政分野と比較して、目的がはっきりしているため、こうした宣伝のホームページを見ても、作った人の意図がある程度推察しやすく、それはそれで興味深いなと思ったが故の今日のエントリーでした。

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