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小泉進次郎氏への期待って何だろう? 野党支持者のみなさん、他力本願ではダメですよ

参議院の定数不均衡の是正の話が何故か、合区により議席を失う自民党議員の救済のための選挙制度となってしまいました。

 6増案ですが、目玉は比例区で、2人(×2)を増員し、予め政党が決めた候補に割り当てるというものですが、これほどまでにあからさまな党利党略での選挙制度の変更はありませんでした。

 当初は反対していた公明党までもが賛成するという醜態です。

 さて、自民党の中での造反は船田元議員1人のみでした。しかも「欠席」です。堂々と反対する議員は皆無です。

 この中で批判が集まっているのが小泉進次郎氏です。この6増案も含め、普段は偉そうなことばかり言っていたことから、党利党略の改正案には反対する、少なくとも欠席するだろうという期待があったのか、同氏が賛成票を投じるとブーイングが起きたということが話題になっています。

 それをご本人は「名誉のブーイング」だそうです。

進次郎氏「名誉のブーイング」 参院6増賛成し野党から」(朝日新聞2018年7月18日)

「小泉氏は党幹部が衆参両院のあり方を党内で議論する場を設けることを検討していることを挙げて「国会を変えなきゃいけないとの思いを込めた賛成だ」と記者団に説明。ブーイングを浴びたことには「色々な議員が賛成票を投じたなかで、私だけにブーイングをしてくれるというのは名誉のブーイングだ」と語った。」

 当初は懐疑的な意見を言いながら、最後は賛成するというお決まりパターンなのですが、名誉のブーイングとはよく言ったものです。

 これに対する論評意見です。

最低最悪の「議員定数増」法案が可決。小泉進次郎氏も賛成で、国会改革は後退必至か」(おときた駿都議会議員のブログ)

本当に名誉のブーイング?小泉氏は今のままなら徳川慶喜にもなれない」(アゴラ)

 ブーイングが起きたということは、野党議員や支持者の中にも期待する向きがあったのではないでしょうか。

 しかし、小泉進次郎氏に期待したらダメですね。あまりにもパフォーマンスがすごすぎて中身がありません。いざというときはいつも「期待」を裏切ります。

小泉進次郎氏は典型的な構造改革論者 世襲の地位にあぐらをかきながら「若い人にチャンス」そして「健康ゴールド免許」へ

パンダはかわいいけれど、だからといってパンダには投票しないよね

 もともと自民党を割って出ようという人物ではないというだけでなく、自民党内では誰もついてくる議員はいないという程度の議員です。

 自民党支持者や右側の人たちが小泉進次郎氏に期待するのは野党に期待しない(という以上に嫌悪感を持っているのでしょう)ものだから、今回の参議院選挙制度の改悪のような正当化しようにもどうにもならないものについては小泉氏に期待するしかなくなってしまうわけです。

 小泉氏に対する期待などというのは所詮は、その程度のもので、野党議員や野党支持者が期待すべきものではありません。

 むしろ、人気先行、中身なしということを最大の売りにしているだけの人寄せパンダなのですから、期待することこそ誤りなのです。

 自民党に対する不満のガス抜きこそが小泉氏の役割であり、仮に今回、小泉氏が反対票を投じていたら、拍手喝采しましたか。

 それこそガス抜きでしかないのですから、小泉氏への期待などばっさりと切り捨てるべきです。

 唯一、拍手喝采し、その行動を認めていいという場合があるとすれば自民党を離党したときだけです。

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