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  • mkubo1
  • 2012年02月04日 13:13

マーケットは作用反作用の法則の真っ只中

米国、小型株がいいです。S&P600(小型株)で、年初来11.68%です。ラッセル2000で、年初来+12.17%です。(ダウ30で+5.28%、S&P500で+6.94%)業種では、KBW銀行株指数で+14.40%と金融関連が強いです。

これは、欧州を起因とする信用不安の解消が最大の理由だと思います。世界的に、ソブリンのCDSは低下しています(添付)。

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あと、年初に起きていることは、この信用不安の解消により、思いっきり作用反作用の法則が効いています。業界用語で言えば、「リターン・リバーサル」です。

S&P500の年初来の上位の上昇業種は、昨年のパフォーマンスが悪かった業種が多くあり、逆に年初来のパフォーマンスが悪い業種は、昨年のパフォーマンスが良かった業種が多いのです。典型例が銀行と公益なんでしょう。銀行が-25%と+14%、公益は+15%と-3%です。

この逆の関係は全てに当てはまるわけではありませんが、多くは 程度の差こそあれ、銀行や公益のような動きをしています。

ここで、気をつけるのは、昨年の後半に、ユーロは金融緩和を行っているということです。金融を緩和しているので、信用不安が小さくなれば、金融緩和の影響が流動性資産には現れやすいということです。

昨年の8月1日から安値まで何%下落して、安値から、先週金曜日まで何%上昇したかを計算してみました。

 指数      安値の日   下落率   上昇率
ユーロ50     9月12日   -25.3%   +26.1%
S&P500      10月3日   -14.6%    +22.4%
日経平均     11月25日   -18.1%    +8.2%
DAX       9月12日   -27.1%    +33.4%
FTSE MIB(伊)  9月12日   -22.0%    +22.0%
ボベスパ      8月8日   -16.9%    +34.0%
AS51(豪)    9月26日   -14.1%    +10.0%
上海総合      1月5日   -20.5%    +8.5%

いかがですか。安値を早くつけた方が、よく戻っています。こう見ますと、日本や中国は、出遅れているのが分かります。あと、注目すべきは、ブラジルの堅調さとオーストラリアのもたつきぶりが目に付きます。

昨日も書きましたが、原油など資源価格がまったく冴えませんから、その影響がオーストラリアなどに出ているような気がします。ともかく、1次産品の値動きが低調で、荷動きも低調なのでしょう。もちろん、中国の株価もいまいちなのです。日本のその影響があるかもと思ってしまいますね。

話を最初の米国の株価に戻しますと、作用反作用の法則が急ピッチで効いているわけで(今は反作用が効いているところです)、リバウンド後、さらに順調に伸びるのか、一度、調整するのか、2月中には結論が出るかと思っています。理由は、何回か書いている2月29日があるからです。今のところ、ーケットの信用回復の大部分は、この2月29日による部分が多いと思います。

これで、景気回復が順調に行けばいいのですがね。

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