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メイ英首相、EU離脱方針を堅持 閣僚らの相次ぐ辞任でも


[ロンドン 10日 ロイター] - 英国のメイ首相は10日、欧州連合(EU)からの強硬離脱を主張する2閣僚が辞任したことに関し、自身の離脱交渉方針を堅持する立場を示した。英内閣の主要メンバーやドイツのメルケル首相はメイ氏への支持を表明した。

メイ首相は、西バルカン諸国に関する欧州諸国首脳との会談後に開かれた記者会見で、自身のEU離脱方針は「英国民投票の結果に忠実に従っている」と強調、緊密な関係維持を求めるEUからの圧力に屈したとの批判に反論した。

「円滑で秩序あるブレグジット(EU離脱)を実現する」と語った。

メイ氏は先に、EU離脱方針に関する白書の完全版公表を週内に控え、「生産的な」閣議を開いたとツイートしていた。

メイ政権で外相を務めてきた強硬派のジョンソン氏は、メイ首相が目指す穏健路線に反対して9日に辞任。前日にはデービスEU離脱担当相も同様の理由で辞任したばかりで、政権にとって痛手となった。

メイ首相と会見に臨んだメルケル独首相は、メイ首相の交渉方針に対するEU全体の回答は今後示される見通しだが、「提案が出されたのは良いことだ」と評した。

トランプ米大統領は、今週の訪英は英国が「混乱」するさなかに行われることになると指摘。メイ氏はその後、トランプ氏の発言は当たらないとしたが、副大臣の辞任が相次ぐなど、英政権の動揺は続いている。

一方、EU離脱派のゴーブ環境相は、辞任を否定し、メイ氏を支持する立場を表明。ゴーク司法相はBBCラジオに対し、「内閣は首相を支持するべきで、意見を一つにまとめる必要がある。それができないなら内閣を去るべきだ」と述べた。

メイ首相は「企業に優しい」ブレグジットを目指す方針を堅持しており、「モノの自由貿易圏」の創設をEU側に求める計画を打ち出している。

*内容を追加しました。

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