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英GDP、5月は前月比+0.3%にやや加速 8月利上げ観測

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が10日発表した5月の国内総生産(GDP)は前月比0.3%増加した。伸び率は4月の0.2%からやや加速し、ロイター調査によるエコノミスト予想と一致。昨年11月以来の高い伸びとなった。

景気についてまちまちの内容を示したと受け止められ、英ポンドはドルに対して下落した。

ただ、RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、キャサル・ケネディ氏は、8月の利上げ期待を下支えする内容と評価。「5月にかけ緩やかな勢いがみられ、英中銀が最近示した認識を実際に裏付けている。第1・四半期から持ち直した」と話す。

月次のGDP統計はONSが新たに公表を開始したもので、英中銀は来月に利上げするかどうかを検討する上で判断材料とする見通し。ロイター調査によると、英中銀は8月2日に25ベーシスポイントの利上げを決定する見込み。

ONSの統計学者、ロブ・ケントスミス氏は「小売業者が温暖な気候とロイヤルウエディングという2つの恩恵を享受する中、5月は特にサービス部門が堅調に成長した」と説明した。

3─5月の英経済成長率は予想通り0.2%だった。2─4月は成長が停滞していた。

ONSによると、5月のGDPは前年比では1.5%増となった。

5月のGDPの内訳をみると、サービス部門は前月比0.3%増。伸び率は4月の0.4%から小幅に鈍化した。

サービス部門の3─5月成長率は0.2%から0.4%に加速した。同部門はGDPの8割を占めている。

半面、鉱工業生産と製造部門のデータはさえなかった。

5月の鉱工業生産指数は前月比0.4%低下。サロム・ボー石油ガスターミナルの操業停止を受け、予想に反してマイナスとなった。

製造部門の成長率も前月比0.4%にとどまり、ロイター調査による予想の半分未満となった。

ただ、建設部門の生産の伸びは2.9%となり、予想を大幅に上回ったほか、昨年12月以来のプラス成長となった。

また、これとは別に発表された5月の英貿易収支は123億6200万ポンドの赤字となり、4月とほぼ変わらなかった。

*内容を追加して再送します。

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