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何とも寂しい結末。

ピンク・レディーのパブリシティ権侵害事件の最高裁判決が出た、というのが話題になっていたので、最高裁HPに飛んでいったついでに、知財の判決リストもちらちら眺めていたら、見覚えのある事件名の判決が2つ仲良く並んでいる・・・。

もしや、と思って、数日前の新聞をひっくり返してみたら、出てきた。
「インターネット経由で海外などにテレビ放送を転送するサービスを手掛ける会社2社に対し、NHKや在京の民放各社などが著作権侵害を理由に差し止めや損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決が31日、知的財産高裁であった。飯村敏明裁判長は2社にサービス提供を禁じるとともに、テレビ局1社当たり20万~460万円の支払いを命じた。」(日本経済新聞2012年1月31日付け夕刊・第16面)
第2社会面の隅っこの方にひっそりと掲載された記事。

帰宅する時間帯その他の理由により、自分が夕刊の記事に目を通せる機会は多くない。

しかも、こんな小さな記事となればなおさらだ。

大きな事件であれば、翌日の朝刊にも社説、解説等々が掲載されるから、ちゃんとフォローできるのだが、このロクラク2、まねきTVの差し戻し控訴審判決が、そんな“一流”の扱いを受けることはなかった。最高裁判決の時点で、差し戻し後の裁判所の判断の帰趨は実質的にほぼ決まっていたから、今さら取り上げてもニュースバリューに乏しい、という判断だったのかもしれないが、ここ数年間、著作権業界を揺るがし続けた*1大事件の結末としては、何とも寂しい・・・と言わざるを得ない。

ざっと覗いてみた限りでは、判決文のページ数もそれなりにあるようだし、まねきTVにおいても損害論以外の主張が展開されたりしているようだから、一応、おって検討してみようとは思っているのだけれど、なんか虚しい・・・

そんな気分である。


*1:特に昨年は、1年間、この2つの事件の最高裁判決の解説だけで飯が食えてしまいそうな(笑)状況だった。

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