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野党6党派で児童相談所緊急強化法案を提出!与党の審議拒否は許されない、速やかに審議すべし!

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 政府は、6月15日に児童虐待防止に関する関係閣僚会議を開催しており、会議後の菅官房長官は記者会見で「児童相談所や市町村の職員の体制強化について、地方交付税措置も含めて、必要な対策を速やかに実施したい」と述べました。

 つまり、政府の示した方向と我々が提出した法案の考え方に大きな違いがあるものではない訳であります。職員の体制の強化という意味が増員ということであれば、現行の配置の基準にある数字は4万人に1人というものだけです。増やすということになるとこの数字を変えることが一番分かりやすい、だから、我々の案は3万人に1人としているのです。政府の側で別の基準を設けられるというのであれば、提示していただきたいものです。

 そして、どちらが合理的で実現可能かということを審議の中で比較検証して、我々も納得することが出来れば積極的に修正には応じたいと考えています。

 そうであるからこそ、我々は法案の審議に応じていただき、与野党の議論の中で合意出来る部分について改正を図るべきだと考えています。  

 今、やらねばならない理由は、国会が閉会すると来年度予算の概算要求を各省庁がまとめ始めます。児童相談所職員を増員するためには、まずは厚生労働省の概算要求に入れなければならないのです。つまり、この機会を逃してしまうと、予算がなければ仮に法案が通っても実施されるのは先送りされてしまいます。それをさせないためにも今ここで議論することが必要なのです。

 児童虐待を無くしたいということは与野党を超えて共有出来る事柄だと思います。そうであるのに、与党が野党案の審議に消極的なのは、野党の主導で児童虐待対策が進んだと思われたくない、つまりは、野党に得点稼ぎをさせたく無いという考えがあるのと、野党案を否決することは国民の反発を招きかねないので出来ないという理由からでしょう。

 こういう党利党略で命にかかわる問題を扱って欲しくないというのが私の率直な想いです。

 与党は審議拒否を止めて、直ちに野党案の審議に入るべきです。

(※)船戸結愛ちゃんの父親は香川県で二度児童虐待の疑いで書類送検されていました。この情報が香川県の児童相談所から品川児童相談所に正確に伝わっていませんでした。

ハイジャック防止対策としての
航空保安法案を提出!

 6月29日には、立民、国民、社民、自由、無所属の会、共産の野党5党1会派+無所属の鷲尾議員で「航空保安法案」を衆議院に提出しました。

 この法案は昨年、真に必要なテロ対策として当時の民進党内で検討し、自由、社民と共同で提出ましたが、審議されずに廃案となったものを改めて提出したものです。

 現在、空港での保安検査は空港会社や航空会社の自主的な取り組みとなっていますが、9・11のようなテロを防ぐためにも民間任せにするのではなく、政府に責任を持たせるというある意味当たり前の内容の法案です。

 この法案も審議し、成立させて欲しいです。

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