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LINE殺し?? 各キャリアがサービスを始めたプラスメッセージを試してみた

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この間紹介した

大手3キャリア、携帯・スマホのSMSを強化へ!「打倒LINE」で連携

という記事ですが、要するにdocomo、au、SoftBankの3社が共同で、従来のショートメールではなく、70文字の字数制限を取り払い、画像や動画が送れるサービスです。実はもう始まってるのにほとんど知られていないので、不詳、わたくしがテストしてみました。

日本のSMSはガラパゴスの不便さだった

まず日本の携帯電話のメッセージやメールには、完全にガラパゴス化した暗い過去があります。なにかっていうと、世界では携帯電話同士のメッセージはSMS(ショートメール)だったのですが、日本ではキャリアが自社のユーザーの囲い込みのため、

同じキャリアでないとSMSできない

という暗黒の歴史がありました。
いろいろな行政指導もあり、2011年7月にこの制限が取り外されたのですが、それでも1本いくらで有料だったりして、コレじゃ誰も使わないだろうということになっていました。

代わりにキャリアが用意したのが、「docomo.ne.jp」とか、「ezweb.ne.jp」のようないわゆるキャリアメールだったわけですが、これが実にクソで、まずはスパムフィルターのまともなものが提供できず、スパムが非常に多くなりました。ユーザー側はこれに対抗するため、
「nagae…daiskuki.ok…@docomo.ne.jpみたいにとんでもなく長く、そして間に「.」を多数入れる、いわゆる国際基準のRFCに違反してるメルアドにして、docomoと auは認めていました。10年くらい前に新しく設定はできないようですが、昔からこのアドレスの人にはPCやSoftBankからはメールが届きません。

さらに頻繁に超長いメルアドに変えるためにユーザーがちゃんと自分のメルアドを覚えていない。WebサービスやECやっててメルアドに携帯のアドレスを登録されるとぞっとするのは、高い確率でアドレスが間違ってるということで・・・・。

次に、スパムの大半はPCから送られるため、auなんぞデフォルトで「ezweb.ne.jp」はPCからのメールを拒否していた。しかもリターンメールも来ないのでこんなアドレスで買い物されようものならあとが大変です。ここに昔、まとめました。



スマホの普及でLINEが一気に普及したのは、こうしたバックボーンがあったからだと思います。
客のほうも分かってきて先月のLINEのリリースですが、手前味噌とはいえ

メールで問い合わせたい人たったの6% www

という燦々たる結果となっています。スマホユーザーの多くがスマホからメールで問い合わせて痛い目見てる気がする。
で、このメール文化をぶち壊したのは三大キャリアなわけですが、毎年9月にはキャリアの店頭で

「iPhone変えたらLINEができなくなったの」
「それはdocomoの提供サービスではないので提供元にお問い合わせください」
「えー。だってiPhoneはお宅で売ってるんでしょう!!!」
「でもLINEは当社のサービスではありませんから」
「わかったわ。じゃ、どうすればいいの」
・・以下無限ループ

というおばさまとの戦いが延々と繰り広げられることになっては、キャリアさんたちも仕事にならず、ついにはキャリアで買うとデフォルトで付いてくる「ブラスメッセージ」というLINEとほぼ同じサービスを提供したものと自分は考えます。

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