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- 2011年06月07日 12:13
とても大雑把なSEOの言葉の定義と「SEOは終わる」議論のずれ
1/2SEOの言葉の定義
この前書いたブログが結構いろいろなところで議論になっていて、盛り上がっているようです。
SEOの終わりとソーシャルとnanapiのコンテンツの未来 - ロケスタ社長日記 @kensuu
なんか咬み合わないなーと思ったら、どうやらSEOという言葉の意味が捉える人によって違うぽいので、まとめてみます。たしかにちょっとわかりづらい。
SEOの定義
いろいろな意見があると思うのですが、観測範囲でわかったSEOの言葉の定義を説明しておきます。
おおざっぱに分けて2つほどあります。
- 「機能的な意味でのSEO」
- 「ハック的な意味でのSEO」
機能的な意味でのSEO
機能的な意味でのSEO、とはいわゆるGoogleが出来ていないところを、Web制作側が手助けするという意味でのSEOです。
SEOはあくまで最適化です。Googleが本来の技術で出すべきSERPsが、Webサイト側が原因で適切に処理出来ないのを助けるのがSEOです。そもそも順位の変動は常にありますし。このサイトがよくまとまっていてわかりやすかったです。
SEOとは(おさらい編) - かちびと.net
で、個人的にはこの範囲でのSEOはそのまま残るとは思うんですが、Googleの進化や、Webの標準化、ツールなどによって相当幅が狭まっているところだとも思っています。
たとえば昔はHTMLやCSSはもっと適当に書かれてたんですが、GoogleがHTMLタグの中身に頼りきらない性能になったり、ブラウザが進化して、標準的に書くことがやりやすくなったり、ブログが普及して意識しないでもまともなHTMLになったり、などでもはやSEOを意識しないでも成り立つ部分になっていたりします。
今でもこのあたりがダメダメな中小企業のサイトなどもあるので、そこを修正するという仕事はあると思うんですが、減少はしていくだろうなあ、と。(まともなWeb制作会社に頼めば、予算範囲内でちゃんと対応してもらえます)
ハック的な意味でのSEO
二つ目が、ハック的な意味でのSEOです。
いろいろなテクニックがありますが、一番ポピュラーなのは、リンクを張ってきて、「うちのサイトはたくさんリンクが貼られているよ!」と検索エンジンに対して見せることで、ランクをあげるというものです。
SEO業者の8割くらいがこれだ、ってSEO業界のえらい人がいっていました。定量的なデータはよくわかりませんが、個人的な体感値としては、たしかに割と多い感じです。
被リンクを購入するのは、単なるGoogleのアルゴニズムの隙をついたハックにすぎないので、ペナルティをくらう可能性があります。ただし、今、割と効果があるのも事実なので、よくビジネスとして使われていたりします。
(余談:被リンク購入は犯罪ではないので効果あると思ったらガンガンやったほうがいいとは思うのですが、中長期的には無意味かつ、リスクも高いので、あくまで短期的なハックだと思って使ったほうがいいようなものです。個人的にはリスク高すぎなので絶対に購入しませんが・・・)
ハック的な意味でのSEOの「進化」
で、ここに新しく出てきたのが「それっぽいコンテンツを大量に用意する」というハックです。もともとは、APIを使って他社からのコンテンツを集めてひとつのサイトにしたり、ワードサラダと呼ばれるようなブログを自動生成したりすることからはじまりました。
ここがGoogleの進化によって効果がなくなってくると起こったのが、コンテンツファームです。コンテンツを大量に人に作ってもらうことで対応するというものです。自動じゃないので、Googleも判別しづらい、と。
で、うまくいってた企業もあるんですが、最近だとそういう企業もダメになってきているよ、というのが2011年の6月くらいの状況じゃないかなあ、と思っています。
というわけで、 「機能的な意味でのSEO」、 「ハック的な意味でのSEO」上の2つの意味でのSEOはもう終わるんじゃないかなーと思っています。



