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1ch.tvという、9年前のあの出来事に対して振り返ってみる

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1ch.tvという出来事


せっかくなので、9年前のあの「1ch.tv」という掲示板にまつわる出来事に関して書いてみようかなあ、と思った。

今まで沈黙を保っていたわけでもないし、言えない話しでもなかったのだけど、どこかにそれについて書くのはなんとなく避けていた。というのも何をいっても「けんすうは嘘つきだ」ということを言われる状況だったし、本気で脅迫めいたことを言ってくる人も多々いたので、面倒だったというのはある。別に恐怖は感じ無いんだけど気味が悪いしねぇ。

といいつつ、1ch.tvももうアクセスできない状態だし、そろそろ語ることもあるんじゃないかと思って書いてみる。あれからもう9年も経ってしまった。当時、インターネットにいた人たちも見かけなくなってしまっている中、まだ僕がインターネットで、同じようなことをしているというのも不思議だけども。

1ch.tvというメディア


さて、あれはたしか2001年だった。1ch.tvというメディアが出来た。

1ch.tvとは何か。

それは2ちゃんねるという、匿名掲示板が全盛期の頃にできた掲示板だった。アスキーという会社を立ち上げた西氏という人が始めた掲示板だ。

出来たきっかけは以下のような感じのようだ。
西氏は、「『2ちゃんねる』を見て、こんな失礼で、酷い、めちゃめちゃなBBSがあっていいのか」と疑問に持ったという。そこで実際に、「2ちゃんねる」のユーザーと話し合ってみて、「『それなら、自分でやってみろ』と煽られた」ことも一因となったようだ。

参考:西和彦氏、“人にやさしい”掲示板「1ch.tv」をプロデュース
2ちゃんねるはめちゃくちゃな掲示板(BBS)というのは誰もが認めることだと思うけど、正面きって、そこそこの社会的地位がある人が立ち上げるのは結構なインパクトがあった。

そうして、1ch.tvという掲示板が立ち上がった。コンセプトは「人にやさしい掲示板」だった。

僕は何をやっていたか


そんなことが起きている時、僕は20歳だった。その前年度にはミルクカフェという掲示板を立ち上げていた。

このミルクカフェという掲示板は浪人時代に立ち上げた掲示板集で、簡単にいうと2ちゃんねるの受験生版みたいなものだった。今では学生全体をカバーしているのだけど、当時は受験に関するネタがほとんどだった。

そんなこんなで、掲示板を作って運営する楽しさに芽生えた頃だった。自分の知らない人が自分の作った場に投稿をしてくれる、そして情報が増えていき、知が共有されていく。社会に対して何も力を持たない僕でも、場を作ってユーザーが協力してくれることで、情報を生み出すことができるという環境がうれしかった。

そこで、前述の1ch.tvについて知る。そして、教育に関する掲示板の管理者が募集されていて、それに応募した。当時は本気で掲示板でおもしろいことができて、人の人生を変えてよい方向にもっていけるのではないかと思っていた。

一方、20歳くらい特有の自分ならできるのではないかという自意識があったのも否定できない。たいして何もできないのに、2ちゃんねるにある問題を解決した、もっとよい場が作れるのではないかという全能感と、自分が苦手な部分は大人や企業がカバーをしてくれるのではないかいう、無責任な押し付けもあった。

かくして僕は1ch.tvに関わることになった。

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