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ブログを書いて生きるのか、生きているからブログを書くのか

 …と、どうでもいい命題をタイトルに掲げたのは、長い会議の中休みに入った割にやることがないのでヒマだからです。

  で、さっき畏友(松平健に似ているのでマツケンさんと心の中で呼んでいる)が「ネタフル15周年!」と叫んでいました。よく考えたら私も個人ホームページを1996年に、ブログを2002年に開始しているので、そこから逆算すると22周年とか16周年とかいう意味もなく長い年月この界隈に携わり続けてきたことになるでしょうか。

ネタフル的ブログ生存戦略 〜15周年に寄せて http://netafull.net/diary/058176.html

  ネタフルの理に適った生存戦略はぜひご覧いただくとして、そこに4つのメソッドが書いてありましたが、私の場合おおむね逆のことをやっていることに気づくわけです。

■ブログは演歌の世界か?

 ネタフル的には「自身をタレント化する戦略というのはかなりタフではないと継続できないのではないか」と問いかけます。実際、自分をタレント化した結果、ネタ探しに埋没して、ブログと本業や子育ての両立ができなくなって「あの人はいま」状態になっているブロガーはたくさんいます。

  一方、ネタフルや私もそのうちの一人ですがそういう人が抜け落ちていった溝を埋めるようにして生き乗る人たちもいます。これを「生存戦略」というのですが、ネタフル的には「自分が年を取れば書く話題も年を取ります」と考えているようです。

  私の場合、歳をとっても「間口を広げるテーマで執筆する」か「いろんな年代のトレンドをサーチして、複数の年代の橋渡しになるような記事を書く」ことで乗り切ってきました。お陰で、ニュースサイトやアプリからの流入はここのところずっと20%近くが20代、平均年齢が30代前半の記事も少なくなくなりました。

  ある意味で「ジジイであるがゆえに読まれる」モードに入れるかどうか、それでいて、厨房の心を忘れずにやっていけてるかというのは大事なんじゃないか? と思います。

■ネタフル的ブログ生存戦略とは

  ネタフルは「ネガティブなことを書かない」としていますが、私は「ネガティブなことが打線の中心にいる」ことが逆の戦略になっています。これは、ネタフルが多くの人たちの反感を買わないよう、それでいて新鮮な情報をうまくつまむ編集能力でアクセスを増やし広告で喰っている一方、私の場合は本業で培った知識を援用しながら、普通の人が何となく疑問に思っていることを調査能力と執筆スピードの速さで他のメディアを出し抜くことでアクセスを増やし、本業にフィードバックして生きています。

 たぶん、好気性か嫌気性かの違いであって、どちらも同じブログ、ネットでの情報配信の場でも希少性の方向が違うので違う戦術でも生き残ることができているんだろうと思うわけであります。

 その点では「楽しんで書く」ネタフルに対して私は苦行のように調べて面倒くさがりながら執筆していますし、「振り返る」ネタフルに対してアクセス解析など入れずエゴサーチなどまるでしない私は興味本位で書き続けているだけですし、「ルールを作る」ネタフルに対してネタがあり次第書く程度の決まり事しかないのが私です。

  まあ、人間が生きていくにあたって、キャリアが大切な年齢に突っ込んだ時間は、相応の経験則として身体の中に戻ってくるのだろうと思うわけでありますが、では新しくネットで表現をしようと思っている若い人に対して「こうすれば成功するよ」というような秘伝のタレがあるかというと絶対にない、ということぐらいが共通の見解でしょうか。ブログからの広告収入で生きるというのは、私にはできません。でも、価値のあるモノを書き、読まれて続けることの大切さというのは知っておいて損は無いと思います。

  何事も、続けてこそ。

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