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田原氏「総選挙は6月、キーマンは石原都知事」

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橋下VS反橋下6人で大激論


―前回の「朝まで生テレビ」では、大阪市の橋下市長が登場し、反橋下派の方々と論争を行いました。橋下市長についてのお考えをお聞かせください。

「朝まで生テレビ」では橋下VS反橋下6人という形でやりました。橋下さんがやろうとしていることは4つあります。

1つは大阪都構想。いままで大阪府と大阪市の仲が悪く、何も一緒に出来ない状態だった。教育問題から何から二重行政になっていたのです。この二重行政を解消し、大阪に8~10程度の区をつくり、区長を公募にする代わりに大阪市をなくす。つまり、彼の主張が実現した暁には彼は職を失うわけだ。

2つ目は、自民党や民主党がやろうとして失敗した公務員制度改革だ。自民党は安倍内閣のときに、渡辺喜美(現・みんなの党代表)を担当大臣にし、今は経産省をやめた古賀茂明を起用して、公務員制度の抜本的改革をやろうとしていた。

公務員制度改革とは何かというと、公務員を「身分」ではなく「職業」にするということだ。当然ながら一般企業は、不況になればリストラをする。しかし、公務員は一切クビを切られない。しかも、定期的に必ず昇給する。どんな不況でも定年までは職が補償されている上に、失敗したからといって降職も減俸もできない。さらに定年になったら天下りをする。

今はわからないけれど10年ぐらい前までは、国家公務員が公務員としてもらう総収入と定年後天下りしてもらう総収入が50:50だった。そりゃ、みんな天下りするだろう。だから、公務員を「身分」ではなく今のサラリーマンのような「職業」にして、降格も抜擢もするし、ダメならクビも有りということにしようというわけだ。

3つめは教育改革。大阪都構想の出発点となったのは教育問題だった。全国学力テストで大阪府の成績が40番以下と非常に悪かった。これを何とかしようと考えたが、府と市がまったく協力することができない。平松さんみたいに府と市が合うのは「不幸せ(府市合わせ)」だなんていう。だから、橋下さんはまさに府市あわせをしようと考えているんだろう。

教育の権限をもっているのは教育委員会だ。この教育委員会がほとんど仕事をしていない、一種の名誉職となっている。橋下さんは、府知事が一切教育の問題に介入できなかったのを介入できるようにすると言っている。そして、その前に、区を作って区長が介入できるようにしようとしている。

問題はいくつもあるのだが、一つは教育の場に競争を持ち込むということ。A、B、C、Dと4つのランクに分けて、Dランクは必ず5%は存在することにする。Dランクを2度取った人間は解雇も可能にする。こうした競争原理を教育に取り入れていいのかという問題がある。

もう一つは日の丸君が代問題。最高裁の判決では、日本は言論表現の自由、宗教・思想の自由があるため、日の丸君が代に対して起立しなくてもいいだろうとしている。しかし、学校には学校の規則があるだろうから、その規則に従わなければ処分をするのはやむを得ないとした。その場合の処分はせいぜい戒告で、減俸や解雇はもってのほかだとしている。

これについて、橋下さんは学校の規則は遵守しなければならない、遵守せずに「起立してもしなくてもいいよ」ではだらしなくなってしまうと主張している。ここは僕と橋下さんとで意見が異なるところで、僕はセクハラなどの絶対的に禁止すべき問題と日の丸君が代に対して起立するしないは、別問題だと思うんだが、彼は違わないというんだ。ここは僕とは意見が対立している。

4つめは関電との喧嘩です。地域独占がけしからん、発送電力の分離を検討しろ、という話です。彼は基本的には反原発ですね。

それにしても反橋下派は弱かったね。

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