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栄和人氏電撃解任で吉田沙保里の東京五輪「金」に暗雲か


【東京五輪での立場は?(時事通信フォト)】

“パワハラ解任騒動”の余波は、思わぬところに飛び火した。「全日本選抜レスリング選手権」の最終日(6月17日)、至学館大学の谷岡郁子学長が緊急会見を行ない、栄和人氏(57)のレスリング部監督解任を発表した。

 その3日前、伊調馨(34)らへのパワハラ疑惑について謝罪会見をしたばかりの出来事だったが、会見の日の夜に、キャバクラ嬢との“焼肉同伴”が報じられた。その事実を把握した谷岡学長が“陣頭指揮を執る人間のやることではない”と判断して解任に踏み切った。

「谷岡学長がこれまで栄氏を擁護していたことから、栄氏は“至学館に携わっている限り、最後はレスリング協会理事にも復帰できる”とタカを括っていたフシすらあった」(担当記者)

 注目は一気に栄氏の後任監督に移った。地元紙デスクは「候補は1人しかいない」とする。

「もちろん、副学長でレスリング日本代表コーチを務める吉田沙保里(35)です。谷岡学長が解任の判断に踏み切ったのは、後任監督を立てる根回しができたということではないでしょうか。失墜した至学館大レスリング部の名誉挽回には吉田しかいない」

 一方で、気になるのは、吉田が2020年東京五輪を目指して現役続行にこだわっていること。監督に就任するなら、レスリング界では前代未聞のプレイングマネージャーの道を模索することになる。

「吉田は実戦形式のスパーリングを重ねて、弱点を見つけては克服して強くなってきた選手。それだけに、他選手への指導やミーティング、対外的な行事などの監督業務が増えれば、練習量が減って選手としての影響は大きい。彼女は責任感が強い選手でもあり、至学館大学全体の成績が落ちることがあれば、監督として余計な心配ごとを背負うことにもなってしまう」(スポーツ紙記者)

“霊長類最強女監督”の姿も見てみたいが、メダル獲得の足かせとなってはほしくない。

※週刊ポスト2018年7月6日号

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