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【地震】断水時のトイレ、どうすれば? TOTO公式「タンクへ直接水を入れることは避けてください」

6月18日に発生した大阪北部地震。震度6弱を観測したこの地震の影響で、一部地域では、水道管破損に伴う断水が起きた。ネットでは震災が起こった時の対処法や経験談などの情報が多く発信されたが、中には鵜呑みにするのは気をつけた方がいい情報もあるようだ。

SNSでは特に断水時のトイレの対策について「トイレ用の水をためておく」という投稿が多かった。使い方については「バケツやペットボトルに水を入れて流す」という声がある一方で、「貯め置きの水をタンクに入れて、普通に流す」という声も上がっていた。

断水時トイレの正しい流し方は「便器ボウルに勢いよく注ぐ」

画像は公式サイトをキャプチャ

実際、断水時のトイレの処理はどのようにすればいいのだろう。TOTO公式サイトには「断水時のトイレの使用(洗浄方法)について」というページがあり、「バケツ等で水を流し込んでください」と記載されている。

災害発生後はまず排水管などが破損していないかを確認した上で、床に新聞紙や雑巾を敷く。便座・便ふたを開け、水飛びに注意しながら便器ボウル中央をめがけバケツ1杯分(6~8リットル程度)の水を勢いよく流し込む。

その後、さらに静かに3~4リットルの水を流す。また排水管の途中に汚物が停滞することを防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12リットル)を流すことも必要だ。種類によって多少必要な水量は変わるが、多くの場合「ごぼっ」という音がすれば流れた証拠となる。

さらに、断水時のトイレの注意点については「タンクへ直接水を入れることは避けてください」としている。同社広報担当は「通常時は、タンクに貯められた水だけでなく給水された水も含めて洗浄に使われており、タンク内の水だけでは洗浄不良や詰りの原因になることがあります」と話す。

「お風呂の残り水を使用すると、水中の髪の毛などがタンク内部の部品にひっかかる可能性もあります。その場合は給水が再開したときに弁が開きっぱなしになり、常に水が出続ける状態になることも考えられます。旧式トイレだとしても、作りはほぼ変わらないので、タンクではなく便器に直接水をそそぐことをお勧めします」

また「最近では『災害発生直後はトイレに水を流すのはNG』が常識となっていますが、これは排水管が壊れていた場合、汚水が溢れてしまうからです。なのでまずは排水設備に損傷がないかを確認してください」と注意を促す。

給水再開直後は汚れた水が給水される可能性もあり、フィルターにゴミが溜まって流れないこともあるという。その場合、止水栓を閉めてからタンクのフィルターを掃除する必要がある。

他にも公式サイトではオート便器洗浄、オート開閉、ウォシュレットなどの機能がある場合、それぞれの機能を「切り」にすることを勧めている。

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