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虐待による被害を出さないために

目黒区で「おねがいゆるして・・・」というノートを残し、この世を去った結愛ちゃんの事件は多くの人々の心に大きな衝撃と悲しみ、憤りや「どうして防げなかったのか」という疑問を残したのではないでしょうか。

特に彼女は小さいながらも一度は「家にかえらない」という選択さえすることが出来た、小さくとも賢い勇気のある女の子でした。

助けられるべき命が失われてしまったことに対して、私たちは徹底的な見直しや対策強化を行う必要があるのではないでしょうか。

さまざまな対策や制度の拡充がありますが、法整備の必要があるもの、もしくは運用で改善が図られるものなど、しっかりすみ分けた上で出来ることから迅速に行動を起こしていかなくてはいけません。

「どうして親の元に連れ戻してしまったのか」「親と引き離すべきだったのでは」という声もありますが、これらの声に応えるためにも受け入れ先の充実を徹底しなくては、子どもたちの安心安全はもとより健やかな成長が約束されません。

児童相談所の充実や関係機関との情報共有の重要性などとあわせて、そもそもの足元整備も考えなくてはいけません。

また、潜在的虐待児童の把握も重要です。
と、いうのも幼稚園や認可外を含めた保育園に通っていない子どもの場合は社会とのつながりがなく、子どもの状態が把握できていない現状があります。
保育園や幼稚園などに通っていれば気づけるSOSも、見過ごしているケースは想像以上に多いのではないでしょうか。
子どもの定期健診などを充実させ、受診がされていない場合にはコンタクトを取ることを義務づける等、新たな枠組みも考えなくてはいけません。

また、「子どもは親元が一番良い」という神話を考えるべきだと思います。
虐待を重ねている親でも、本当に親元が良いのでしょうか。
特別養子縁組という制度もありますが、浸透していないのも事実です。
どんな時にも、子どもの権利、安心、安全、無限の可能性を最優先に考えなくてはいけません。

また、衝撃的な事実は産まれたばかりの赤ちゃんの尊い命を絶ってしまう事例が極めて多いということです。
虐待死の中でも0歳児の割合は46.2%、0日児は18.3%。3歳児以下は76.5%を占めています。
背景には望まぬ妊娠や妊婦健診未受診が多く母親だけでなく、周りの家族(生物学的な親ではないケース等)による虐待が目立ちます。

また、理由はさまざまですが産後うつになり、結果として命を落としているケースも。なかには愛しているからこその悲劇も。
「完全母乳で育てたい」「母乳をあげなきゃ親失格」というプレッシャーの結果、栄養失調や脱水症状、最悪のケースも発生しています。

そのために、産前からの切れ目のない支援が必要です。

先ほどの母乳の話も、親の愛情であっても、それが子どものためになっていなければ、それは歪んだ愛のカタチになってしまうのではないでしょうか。
私も自分の育児に自信を持てなかったり、心が折れたことも何度もありました。いや、今でもそうです。

今日は、朝から自民党本部で今回の結愛ちゃんの事件をうけて、虐待等に関する特命委員会にてヒアリング。

そして午後には、ママパパ議連有志による厚労省申し入れを行いました。
高木美智代厚労副大臣も議連のメンバーでもあり、大変ご丁寧に対応を頂きました。


虐待による犠牲者を出さないためにも、全力を尽くしてまいります。
それが結愛ちゃんはじめ、犠牲になった小さくも尊い御霊へ

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