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橋下徹市長流「ケンカ術」の強みと弱さ

 1月29日(日)「AERA」が「橋下流ケンカ術の極意」という記事を掲載している。山口二郎さん、森永卓郎さん、黒岩祐治さんとのやりとりを再現。最後に「朝まで生テレビ」の議論に触れてこう書いている。
「番組後半では橋下氏が田原氏らの質問に対して、答えに窮する場面が何度もあったという」
記事は
「そこには案外、橋下氏攻略の糸口が、隠されているのかもしれない」と結ぶ。何が問題なのか。それは石原都知事が新党の前提は核保有と主張していることだ。橋下市長は「公の立場と個人の表明とは違う」
と逃げた。

憲法改正についても同じ論法で「これから議論する」。

田原さんは
「個人の考えはあるけど、いまは言えないというのなら関電と同じだ」
と批判。

橋下市長の説明は隠ぺいだとする。

かつて橋下徹さんはデーブ・スペクターの事務所に所属していた。あるとき支払われるギャラが1円足りなかった。そこで猛烈な抗議があったとデーブに聞いた。それをきっかけに事務所を離れる。

「たかが1円」という言い方もできるが、橋下さんの言い分は正論でもある。法的に闘っても橋下さんの勝ちだ。大阪市で徹底した行政改革を行うという主張も正論だ。

大阪市では公務員の働き方や給与問題はずっとくすぶりながら手が付けられなかった。手法が粗っぽかろうと正論は正論。そこで譲らない。ところが国政レベルの問題となれば次元が異なる。核武装や憲法改正となれば、他者を攻撃するだけの手法は通用しない。「

維新の会」が国政に進出するというときに「大阪都構想」の是非だけでは収まらない。「地方分権」などとともに限定された政策を打ち出すところにとどめるだろう。したがって「石原新党」との連携はとうてい難しい。

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