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さっさと六本木ヒルズに行ってよ、おしゃれNPOリーダー

■「ヒルズ族」になれなかった人たち

今朝、このグーグルブログ記事(存在の耐えられない軽さ〜おしゃれNPO)を書いたらいくつも感想が来て、それらを集約すると、

【おしゃれNPOリーダーたちとは結局、「ヒルズ族」(ITベンチャーの成功者たちですね)を目指しながらそれになれなかったコンプレックスを抱えている人々】

ということで落ち着いた。

ヒルズ族にルサンチマン(負い目)を抱き、ヒルズよりも良いものとして「ソーシャルグッド」を設定するそのメカニズムは、イソップ物語に出てくる、「ジャンプしても届かないブドウを『まずいもの』として再設定するキツネ」そのものだ。

ITよりは、ソーシャル課題のほうがより「グッド」というわけだ。
そう考えると、おしゃれNPOリーダーたちの屈折度と行動原理がよくわかる。

ソーシャル好き某有名ITリーダーとなぜ喜々として交流するのか。炎上系某有名ブロガーとなぜ喜々として共演するのか。某財団の莫大な資金を活用して「中身ではなく額/規模」でなぜ勝負するのか。

すべては、団塊ジュニア世代としてはヒルズ族たちのように主流にはなれなかったけれども、21世紀の最大テーマのひとつである「ソーシャル的課題/持続可能な開発的課題」に関しては、ヒルズよりオレたちのほうが勝っていると示したい欲望の表れのように僕には映る。

■ルサンチマンがバレていないから

これは恥ずかしいほどのマッチョズモと男根主義であり、そのへんを勉強したはずの今どきの学生たちは見放すのが当然の価値だ。

だが、学生ボラとNPO若手社員たちは、今日もおしゃれNPOに追随する。
これはどうしてなのだろうか。

それは、ルサンチマンがまだルサンチマンとしてバレていないからなのだろうと僕は想像する。

コンプレックスをもとにしたかっこ悪いルサンチマンが、おしゃれNPOリーダーたちの根源にあると想像する。

こうした議論がこれまでタブーというか、そこまで熟成していなかった。
それは、東日本大震災やリーマンショックといった、21世紀になっての大激変が、そうした議論の熟成を止めてきたのだと僕は推察している。

が、未熟でネガティブで無知でルサンチマンな人々に、「ソーシャルグッド」などという偽善的言葉をこれ以上独占させてはいけない。

このような意見を持つ僕に賛同してくれる大学の先生達の熱い言葉を聞いていると、一部の大学レベルでは反省と批判はすでに始まっている。

これを主流大学の流れにぶつけるときがやってきている。
それが、8/3「劣化する支援8@関西学院大学」の意味でもある。


劣化支援@関学のチラシ

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