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森達也氏、田原総一郎氏らが「オウム事件真相究明の会」立ち上げ(市川瞳)

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右から呼びかけ人の田原総一朗さん、想田和弘さん、「裁判は極めて異常」と山中幸男さん。(写真/市川瞳)

今年1月、真相が明らかにされないまま、オウム事件関連の裁判がすべて終了した。現在、松本智津夫死刑囚をはじめとする13人の死刑執行が焦点となっている。この状況に対し、「本当にこのままでいいのですか」と声があがった。

「オウム事件真相究明の会」。小誌編集委員の雨宮処凛さんや映画監督の森達也さんら14人が呼びかけ人となり、6月4日に立ち上げ会見を開催。

「麻原に適切な治療を行ない、審理をし直し、真実を語らせるべき」だと訴えた。「死刑執行が近いのではという焦り」から、急遽、問題提起を行なうことにしたという。

冒頭で、森さんは「地下鉄サリン事件の動機などがわからない結果として、不安と恐怖が日本社会に強く残っている。同調圧力が強くなった今の状況に全部つながっている。だからこそ、動機を知らねばならない」と説明。

また、二審で弁護団が控訴趣意書を出す日程を裁判所と約束していたものの、その前日に裁判所が控訴を棄却したことについて、「あきらかに恣意的な棄却。司法が機能していない」と指摘した。雨宮さんからは「動機が解明されないことには再発防止ができない」との観点も提示された。

想田和弘さん(映画監督)は、「法治国家として、おかしなことが起きているのではないかという恐怖がある」として、「普通のプロセス」を行なうよう求めた。

(市川瞳・編集部、2018年6月8日号)

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