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どう評価する、米朝会談

歴史的一日、と言われましたが、スーパーボウルのような感じ、というのが私の一晩経って思う評価です。本件、あふれるほどの解説が世に出回っているのでいちいち、私から何か申し上げることはありません。

ただ、個人的備忘録として残すつもりで気になるポイントを考えてみたいと思います。

まず、全体評価です。日本のメディアにはこぞって厳しい見方が出ています。あいまい、かつ、ゆるゆる、当初の意気込みはどこへやら、なのにトランプ大統領は至極満足気であるところに私は何を見たか、と言えば「それでもこの男は歴史に名を残すかもしれない」と。

トランプ大統領は檻から放たれているライオンであり、吠えまくり、獲物を得る嗅覚に優れた才能があります。トランプ氏は大統領就任時から明らかに成長して、「俺様流」を作り上げました。

オバマ大統領の時代、アメリカは弱々しく、G20でみんなで仲良くやろう的な位置づけでした。しかし、一定年齢以上のアメリカ人は決してそれに心地よさを感じたわけではなかったと思います。「俺たちは本当は世界一なんだ!」と。極論すれば、オバマ氏からトランプ氏へのバトンタッチはアメリカの若者層から中高年層支配に戻ったという感すらあります。とりもなおさず、これは「強いアメリカ」の再来であります。

では今回のスーパーボウルが歴史的対決だったかと言えば北朝鮮というどう見てもアメリカの相手する国ではなかったのですが、そこに秘められた役者たちの動きがむしろ世界の注目点だったように感じます。

北朝鮮チームで誰が一番良い補佐役をしたかと言えば中国を置いて他にないとほぼ断言します。一方のアメリカチームは日本と韓国が走り回りましたがタッチダウンは奪えなかったというのがわかりやすい表現でしょうか?では試合はどちらが勝ったか、といえば引き分け。そして再試合がホワイトハウスで行われるのであります。

但し、ホワイトハウスは自分の本拠地。これは北朝鮮にとってはやりにくいはずです。トランプ大統領は当然ながらそこは計算済みで日本と韓国をどう活用していくか、ということなのでしょう。

ここまでお読みになって怒りを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そう、日本はアメリカと同盟を結び、大の親友、何かあれば安倍首相はすぐに電話したりトランプ大統領のもとに駆け付けます。そこまでの関係があるのに駒の一つか、と。ふざけるんじゃない、というところでしょうか?

但し、日本が文句を言えば北朝鮮、ひいては中国の思うつぼだというところに忸怩たる思いがあるのです。安倍首相は日朝首脳会談を、と言います。今の情勢ではトランプ大統領の仲介なしに実現はほぼ不可能でしょう。そしていつかは開催されるかもしれない日朝会談で拉致問題に成果が期待できるか、といえば先方は「解決済み」と押し込むはずです。どこかで聞いたフレーズですが、この隔たりは100年たっても解けないかもしれません。

それにしてもトランプ大統領が北朝鮮への非核化の金銭的支援は韓国と日本が行うと述べています。以前に北朝鮮復興についても同じようなことを述べています。いったいどこでそんな話が決まったのでしょうか?モリカケどころの話ではないと思います。日本中が大騒ぎすることになりはしないでしょうか?安倍首相、別の意味でちょっと心配です。

本件、様々な意見があろうかと思います。皆様のコメントをベースに深堀出来たらと思います。

では今日はこのぐらいで。

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