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いまやダボス会議は、世界金融危機を救えない烏合の衆の集まりに堕した「ダボラ会議」だ

◆ダボス会議は、いまでも世界をリードするだけの力があるのか?最近、疑いの目で見られている。

 2012年1月25日からスイス東部のリゾート地ダボスで恒例の「世界経済フォーラム年次総会」(本部・スイスのジユネーブ、加盟企業は世界各国、各産業部門における一流企業1000社)が、5日間の日程で開かれている。今回のテーマ「大いなる変革と新たなモデルの構成」だ。だが、本当の主要課題は「ヨーロッパ債務危機」という。

◆この会議の力に疑いの目が向けられるようになったのは、2008年9月15日のリーマン・ショックがキッカケだった。世界経済が大混乱したのに、何ら有効な対応策が提言されなかったのだ。加えて、2011年には、EU(27ヶ国加盟)における国債(借金)危機、金融危機に対しても、臨機応変の救済措置が打ち出される見通しが立たなかった。このことが大きな原因となっている。

◆日本からは、野田佳彦首相の代理で、菅直人前首相が出席した。「脱原発」をテーマにスピーチすることになったが、日本は今に至るまで「反原発」へ政策転換できないでいる。それどころか、原発をベトナムなど海外に売ろうとしているのだ。

おまけに、菅直人前首相自身、いまでは「反原発」の旗頭として、最前線に立ってきたとはお世辞にも言えない。それどころか、「原発事故対策本部」の議事録が取られていなかったことから「無責任の極み」と責任追及されている始末だ。

加えて、映画俳優の渡辺謙さんが菅直人前首相の前にハリウッド仕込みの流暢な英語でスピーチして「絆」の大切さを力説。菅直人前首相の存在感は見る影もなかった。

 菅直人前首相は1年前のダポス会議では、ジョージ・ソロスと手を組んで、環境ビジネスをテーマにした「ファンド」を設立することに合意していたハズなのに、いまだにその成果が報告されていないのである。とにかく震災後の会議乱立にしろ、片っ端から食い散らかしてそのまま立ち去る迷惑な男である。こんないい加減な男が、ダボス会議に出席していること自体おこがましい。

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