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- 2018年06月10日 16:08
無視された「防潮堤はいらない」「後ろの高台にすぐ避難」
津波で大被害を受けた地元住民の教訓は、港のすぐ後ろに高台が続くことから「すぐ逃げる」ことが重要と考え、防潮堤ではなく、避難道の拡幅を求めてきた。
しかし、宮城県は防潮堤を提示、住民はやむなく合意。
気仙沼は津波来襲まで一定程度時間があり、数分で来襲する地域とは状況が違う。
気仙沼湾上に船で出るとわかるが、綺麗なリアス式の入江という入江に白くて高い防潮堤が。
住民の「すぐ逃げる」という意思と解離した巨大防潮堤により、「美しい国」が破壊されていく。
住民は何も理不尽なことを言っているのではなく、「計画通りの高さで作って欲しい」ということを言っているだけ。
高さを下げる費用の責任を地元住民に転嫁するのはおかしな話だ。
『<気仙沼・防潮堤施工ミス>22cm、溝埋まらず 知事「税金投入、県民の理解得られぬ」住民「重ねた議論、一声で変わるのか」』(河北新報)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-00000015-khks-soci
しかし、宮城県は防潮堤を提示、住民はやむなく合意。
気仙沼は津波来襲まで一定程度時間があり、数分で来襲する地域とは状況が違う。
気仙沼湾上に船で出るとわかるが、綺麗なリアス式の入江という入江に白くて高い防潮堤が。
住民の「すぐ逃げる」という意思と解離した巨大防潮堤により、「美しい国」が破壊されていく。
住民は何も理不尽なことを言っているのではなく、「計画通りの高さで作って欲しい」ということを言っているだけ。
高さを下げる費用の責任を地元住民に転嫁するのはおかしな話だ。
『<気仙沼・防潮堤施工ミス>22cm、溝埋まらず 知事「税金投入、県民の理解得られぬ」住民「重ねた議論、一声で変わるのか」』(河北新報)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-00000015-khks-soci