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足元の反転地合いの継続性は?

為替千里眼、今日もお仕事の関係でお昼の更新が出来ませんでしたが、今日も東京株が小幅に推移するなか、ストレートは軒並み底堅く推移し、ここ最近の悪材料に対する感応度の低下を反映するような展開となっております。欧州序盤ではユーロドルが1.30Midまで上伸するなど、引続きギリシャ懸念の後退を背景にユーロに対するブリッシュな見方が強まるなか、ユーロ圏財務相はギリシャ債務を巡る民間側の提案を拒否、引続き新債券に掛かるクーポン利率の点で双方意見が食い違っているようで、これが新たな火種に成長するか否か、予断を許さない状況にあります。ただ、市場全体としては明日にFOMCを控えていること、そしてMBSの追加購入を含めた緩和策拡大期待を背景にドルも小幅ながら底堅い展開となっておりますので、材料性の乏しい今晩は特に身動きが取りづらいかもしれません。

さて、欧州タイムで公表されたPMIの1月速報につきましては、軒並み市場予想を上回る好結果となり、ユーロに対する悲観的な見方が一段と後退しそうな雰囲気ではありますが、先週の独ZEWの数値を反映した結果とも言えますので、好結果予想が既に出ていたのも事実、明日の独Ifoの好結果期待にも繋がっている状況です。ただし、ギリシャのPSI問題は、結局。昨日のユーログループ会合、あるいは本日のEU財務相会合までに合意に達する見込みだったものの、現時点で特段進展は報道されておらず、逆にネガティブな情報が支配的。ギリシャの財務省は、正式期限を2/13としており、最悪3月初のEU首脳会合までずれ込む可能性もあるとの指摘もあります。

ただ、そこまで時間的に引っ張られてしまいますと、3/20に控えたギリシャの大型償還までに支援実行が間に合わない恐れがありますので、これまでの楽観的な見方が一気に覆される可能性もありますが、昨晩のユーログループ会合でのギリシャPSIの現行案が承認されなかったにも関わらず市場では失望感が高まることはなかったことから、やはり先般も述べましたように、大方悪材料は織り込んでしまっている可能性はあります。とは言え、今後も一本調子にユーロショートの解消が進むか?という点については少々懐疑的で、ECBは今後も緩和姿勢を強めると見られ、マネーの量、バランスシートの規模も主要中銀のなかでは断トツになると見られており、世界で最も量的金融緩和を行っていると称された日銀すら凌駕する形となるため、今後金融政策方針にスポットが当てられるような展開となれば、ユーロは嘗ての日銀のような立ち位置になるかもしれません。

話は変わりますが、NY序盤からドル買いに傾斜しており、ドル円が77円Midを越えてきている状態、材料的には21時からの一般教書演説における新たな提案の内容が気掛かりなところです。ちなみに予算教書につきましては、2/6から13日に延長されおります。ダウ先が-40ドル付近で推移するなか、ストレートでもドル売りが顕著となっており、オージードルも昨日の高値1.05Highから1.04Midまで軟化してきております。FOMC前の調整と言う観点で言えば、特に上昇が顕著であったユーロやケーブル、オージーは特に解消がでやすいと思われますが、FOMC前には明日東京での豪CPI、英GDPやBOE議事録なども控えておりますので、足許の値動きが基調的なものとなるかどうかは不透明、ドル円もコアレンジの上限77円Midを上抜けてきておりますが、既にデイリーのモメンタムもOBゾーンではありますので、このまま77円Highまで上昇するようなイメージはあまりありません(騰がったらショートしちゃいますけど・・・)

では、中途半端になってしまいましたが、この後も頑張りましょう!

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