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ユーロ反発、イタリア政局巡る懸念和らぐ=NY市場

[ニューヨーク 30日 ロイター] - ニューヨーク外為市場でユーロが上昇。対ドルの1日の上昇としては年初来2番目の大きさを記録した。イタリアで再び新政権樹立を模索する動きが出ていることで、政局混迷を巡る懸念が和らいだ。

関係筋によると、大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」は政権樹立の争点となっている経済相の人選で妥協点を探っているとし、現在の候補であるユーロ懐疑派エコノミストのパオロ・サボーナ氏擁立を断念する構えを示している。

BMOキャピタル・マーケッツの為替戦略グローバル主任、グレッグ・アンダーソン氏は「市場には安心感が広がり、前日のパニック的な取引は収束した。ユーロを中心に売り込まれていた通貨に買いが戻る展開となった」と述べた。

ユーロ/ドル<EUR=>は一時1.2%上昇し、1.1676ドルを付けた。前日は10カ月ぶりの安値を付けたほか、年初来では4%の値下がりとなっている。

UBSアセット・マネジメントのエリン・ブラウン氏は、イタリアのユーロ圏離脱懸念は後退したものの、イタリア情勢の「打開に向けた道のりは一様とはならない公算が大きい」とし、UBSが欧州資産の見通しを引き下げたことを明らかにした。

ユーロは対スイスフラン<EURCHF=>で1.1%上昇し、1.1566フラン。前日は1%下落していた。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.8%安の94.038。前日は6カ月半ぶり高値を付けていた。

ドル/円<JPY=>は安定的に推移。

カナダドル<CAD=>は米ドルに対し最大1.4%上昇。カナダ銀行(中銀)はこの日、政策金利を据え置いたものの、早ければ7月の会合で利上げを実施する可能性を示唆した。

クラリティFXのディレクター、アマルジット・サホタ氏は、オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)に基づく7月利上げの確率は79%になったと指摘。前日は50%だったという。

ドル/円 NY終値 108.90/108.91

始値 108.88

高値 109.07

安値 108.76

ユーロ/ドル NY終値 1.1661/1.1665

始値 1.1628

高値 1.1676

安値 1.1596

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