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日本を支える経営塾

昨今の経営塾と言えば、ソーシャル・メディア関連や社会企業家を念頭に置いたアメーバ的、モジュール的なつながりを指向するタイプが支配的だと思っていたが、そうではない世界もある、と知って、う~ん、日本って奥深い、と思いました。

東京の西部に同族経営の中小企業をターゲットにした経営塾があって、人知れず活況を呈している。
(会員企業は約400社)

私の勤務する会社がソレで、社員は早朝からセミナーやなんかに駆り出されたりする。

で、いうことが面白い。

「イエスマンこそが会社に必要。」
「社長のかばん持ちが社長の次にえらい。なぜなら、社長の考えと行動に最も近いから。」
「社長が決めた間違った決定でもすぐに実行する管理職が正しい。」

高度経済成長期の残滓ともいえるこの手の思想は日本の中小企業に脈々と流れており、日本の経済構造的にはそれでバランスがとれているのだろう。

つまり、親会社の決定に粛々と従う中小企業の親族経営者にとっては、こういった思想はモチベーションを保つうえで、必要なツールというわけだ。

ニーズのあるところに商売が成立する。

ウチの会社は経営塾に年400万くらいいれているみたいだから、会員400社はバカになんない。売り物が「思想」だから元手はかからないし。
(とはいえ、合宿や掃除訓練といったイベントもあるので経費はかかる。)

この種の「思想の型」はほとんどアルゴリズム的に予測可能な展開をみせる。

例えば、女性論。

「女は人を第一印象(のイメージ)で決定し、その評価は決して修正されない。」 「女は距離と金額の計算ができない。」 「女は褒めればついてくる。」 個人的には謎は謎のままにしておいたほうがいいと思いますがね。

「女は女である。」(JL ゴダール)

転職後、初めて書いた週報で、この会社の長所と短所及び実行可能な改善点を列記して提出したら、数週間後に私の週報が「未提出」になっているので、問いただすと、

本部長はニッコリ笑って、

「紛失しちゃったので、新しいの書いてね。」

今になってわかります。本部長、やさしぃ~っす。

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