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大衆が愚かだといって自分が儲けられるわけではない

「投資家は愚か。バブルに群がったり、相場下落の恐怖におびえて過剰にリスクを避けたりする。市場が効率的だという仮説もあるが、このような投資家の動きとそれに伴う投資商品の値動きを見ていると市場は効率的だとは思えない。だから、その非効率をついて儲けられる」

このような主張には頷ける面があります。
確かに投資家は完璧な存在とは程遠く愚かです。

しかし、投資で成功できるかは自分自身がその愚かな投資家に含まれているか/含まれていないかが問題です。
敗者のゲームのチャールズ・エリスによるとNY証券取引所では機関投資家の比率が9割とのことです。

個人投資家もテクニカルの指標やPERなどを駆使して儲けようとしています。そして彼らが愚かなのです。

「自分は大衆の一部なのか?」
重要です。債券や株や為替に直接投資する場合も、投資信託のように他人に運用を任せる時も同じです。


以前、ふざけて書いて人気だったエントリーでも紹介しましたが、藤巻健史氏を評した"笑う哲学者"土屋賢二氏の言葉があります。
「これで富豪も夢ではない。何といっても藤巻氏には輝かしい実績がある。わたしの目に狂いがなければ、藤巻氏は本物だ。唯一の問題は、わたしの目に狂いがあることだ。」
  ※参考: 示唆に富む 土屋賢二氏の藤巻健史氏評



「大衆が愚かだといって自分が儲けられるわけではない」というタイトルですが、基本は「相手が間違っているからと言って、自分が正しいわけではない」ということです。
相手が1+1=3と間違っていても、自分の1+1=4が正しいとはなりません。

To be a winner or not to be, that is the question.

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