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結局、過大請求をしている弁護士たちは民族差別だと主張する人たちの代理人戦争? やり方としても賛同できない

 橋下徹氏と香山リカ氏がツイッター上で論争しています。
弁護士に余分な負担があるというなら、弁護士会に文句を言うべき。 - 5月20日のツイート」(ブロゴス)


 懲戒請求をしてきた人たちが、こういったネトウヨ層であるというのは、余命3年ブログにそそのかされただけで懲戒請求に応じてしまうのですから、そうなのでしょう。

 しかし、今回、過大請求をしている弁護士たちは、こうした人たちを相手にするから高額な賠償請求をしようというのでしょうか。
「正義」とは何か 大量懲戒請求者に対する損害賠償請求の意義

 そのような趣旨の発言も記者会見で述べられています。

 しかし、そのような動機があるから賠償額が高額になるというには飛躍があります。

 今回、懲戒請求による実害はほぼないのです。北弁護士などは、懲戒請求をしてきた人が和解を申し入れてきたときに懲戒請求とは弁護士の首を切らせるためのものだ、そういうものだとわかっていたかと説明したが、わかっていなかったと報告しています。

 しかし、ここには飛躍があるのですね。首を飛ばすのは、弁護士としての品位を欠く重大な行為があったときであって、今回の懲戒請求は客観的にも首を飛ばすことなどできるはずもないものです。

 懲戒請求者自身は、対象となった弁護士の首を飛ばしたかったということは明らかで(彼らの中では対象弁護士は国賊なのですから)、「わかっていなかった」という弁明も実は矛盾だらけなのですが、要は不能犯なわけです。

 不能犯とは動機は悪質なのですが、その行為に結果を発生させるだけの危険性のないものです。殺人の不能犯としてあげられる例は、呪いによって殺そうとしたが結果は(当然)発生しなかった、これが殺人未遂になるのかというものですが、当然、殺人未遂にはなりません。呪いで人を殺すことはできないからです。今回の懲戒請求も同様で動機はともかく、絶対に懲戒が認められることはありません。

弁護士バッジ

 そうしたことに対して何故、「個別」に訴訟提起なのでしょうか。訴訟提起前の示談なら詫びを入れてきても5万円、そうでなければ30万円の請求を行うというものですが、そんな巨額な損害(×1000人分)が発生しているはずもないことは繰り返し述べてきたところです。ましてや私的な損害を回復するための請求ならカンパというのもおかしな話です。

 このカンパする人たちはこういった人たちです。香山リカさんと同じ思想です。


 「正義」など彼らは振りかざしていないと記者会見にいた方からの指摘もありましたが、それは詭弁でしょう。佐々木弁護士もはっきりと「背景」に触れていますし、現実にカンパを募っていますが、短期間で多額のカンパが集まったのもカンパする層がそうした背景を持っている人たちからのものです。

 私が過大請求を批判したら、差別を許すのかという趣旨の批判が出てきたときには正直、うんざりでした。

 懲戒請求する側も、訴訟提起だカネ出せとやっている側も相手を叩き潰せと言っている点では全く同じです。

 まさに「どっちもどっち」にしか見えないわけで、どちらの信者もすごいなと思いました。扇動されているという意味では全く同じだからです。

 叩き潰すなどということからこの問題は解決しません。こうしたやり方は建設的でないどころか、憎悪だけが生まれてしまいます。佐々木、北両弁護士のやり方に一番、違和感があったのは、訴訟提起前に和解をする場合でも謝罪してきても一切、和解の基準額を変えないとしたところでした。

 訴訟前に謝罪してくれば、懲戒制度の間違った利用でしかないので、本来ならそれで「許す」というレベルだと思うのですが、金額は負けない、訴訟提起するというのですから、これってどうなのと非常に違和感がありました。

 その人たちの持っている思想などこの訴訟で変えられるわけもありません。カネを取ればさらに憎悪は増していくかもしれません。方法を間違えたというだけとも言えるので、他の方法に移行してしまうだけのことです。

 こうしたやり方に「正義」があるとすれば、敵としてやっつけてやれという以外にあるのですか。

 それとも目的はカネですか。記者会見ではカネを回収するための戦略(だから言えない)ような話もされていました。請求額はあまりに一般的な社会常識からかけ離れています。

 これは、決して弱者のために戦っているのではない、自分の銭金のために戦っているだけということでしょうか。

 こうしたネトウヨ潰しの行動に喝采を送るのは、まさにネトウヨ対ネトサヨという図式でしかありません。

 そういう観点でみるとき、最初に戻りますが、橋下氏と香山氏の論争は、橋下氏の方が筋が通っているということです。

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