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米有力誌、テスラ「モデル3」推奨せず 制動距離など問題指摘

[21日 ロイター] - 影響力のある米消費者情報誌コンシューマー・リポーツは21日、米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>の新型セダン「モデル3」を推奨しない方針を明らかにした。ブレーキが利き始めてから車が停止するまでの距離が長いなどの「大きな欠点」があるとの見解を示した。

テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は週末ツイッターへの投稿で、モデル3のフル装備(自動運転機能除く)モデルの価格を7万8000ドルに設定したと明らかにしており、株価は21日の取引で一時4%上昇。引け値は2.8%高となった。

同社は生産遅延や同社製EVによる事故などの問題に直面しており、財務についても懸念が強まっている。このため、業績改善にはモデル3の成功が鍵を握ると考えられている。

ただ、コンシューマー・リポーツはモデル3を推奨しない立場を表明。同誌が実施した調査で、モデル3に好ましい点は多数見いだせたが、「大きな欠点」があるとした。ブレーキが利き始めてから車が停止するまでの「制動距離」が大型ピックアップトラックより長く、センタータッチスクリーンの使い勝手も悪いと批判した。

制動距離は、時速60マイル(100キロ)で走行している状態でブレーキをかけた場合は152フィート(46メートル)と、同誌がテストした他のどの現行自動車モデルよりも「大幅に悪い」結果となった。フォード・モーター<F.N>の大型ピックアップトラック「F150」に比較しても約7フィート長かったという。

同誌は米国内で販売される自動車の評価ランキングを毎年公表している。

一方、テスラの発表によると、同社の自社調査では、ミシュランの18インチ・オールシーズンタイヤを使用した場合、制動距離は平均で133フィートとなり、現在入手可能なタイヤ全てを使った場合の平均は126フィートに低下した。

同社は特異な状況下で発生する事例には、無線ネットワークを使った車載ソフトウエアの更新によって時間をかけて対応することが可能で、制動距離などの要素についても引き続きこの手法で改善を図っていると説明した。

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