記事

はあちゅうがティッピングしている 既存勢力がお払い箱になる瞬間

はあちゅうがティッピングしています。

ティッピングとは、マルコム・グラッドウェルが流行らせた言葉で、彼の著書「Tipping Point」から来ています。

それまでチョロチョロとした小さな変化が、勢いをつけ、いつのまにか怒涛のようなトレンドになることを指します。

いま、はあちゅうがティッピングさせようとしているものは何か?

それはクリエイティブ・プロセス(=創造的な仕事の進め方)を、ごっそり新しいやり方に移行しようとしているのです。
彼女は伝統的なやり方で紙の本も出していますが、そのプロセスに対する不満を次のようなツイートで吐露しています。

それとほぼ同じタイミングで、ぜんぜん違う件、つまりオンラインサロンについてもツイートしています。

彼女のところへオンラインサロンの取材が殺到しているのは、彼女が先駆者だから。

オンラインサロンは、クリエイティブ・プロセスを刷新するひとつのツールになりうると思います。

実はこの手のことはもっと世界的かつ巨大なスケールでも起こっています。一例がスポティファイ。スポティファイはミュージック・ストリーミングのサービスを提供していますが、これまでは3大レーベルの「言い値」で音楽をストリーミングする使用権を買わされてきました。

しかしだんだん力関係が逆転し、2016年に使用権をネゴり直し、3大レーベルが大幅に値引きすることに合意したのです。

これはレコード会社の相対的な地位低下を象徴していると思います。

実際、ファンを握っているのはスポティファイであり、ディストリビューションをコントロールしているのはスポティファイであり、若手アーチストを育てているのはスポティファイなのだから、もうレコード会社は出る幕は無いわけで。

教科書的なディスインターメディエーション(disintermediation)、つまり中抜き業者(=レコード会社)がスルーされることがおこりつつあるわけです。

オンラインサロンやnote.muはディスインターメディエーションを引き起こすパワフルなツールです。

(あたしが創作して、ファンを連れてきて、商品を売って、コミュニティを構築しているのに、なんで出版社は私をタダ働きさせるの!?)

というはあちゅうの主張は100%正しいと僕は思います。

あわせて読みたい

「ビジネス」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    体操内村の偽陽性報道 医師異論

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    NHK受信料「義務化」は時代錯誤

    大関暁夫

  3. 3

    伊藤容疑者 事務所破産の可能性

    SmartFLASH

  4. 4

    感染防ぐ日本人 生活習慣にカギ

    中村ゆきつぐ

  5. 5

    欧州の教訓 PCR検査は対策ならず

    PRESIDENT Online

  6. 6

    橋下氏「毎日新聞は公選法違反」

    橋下徹

  7. 7

    大阪都構想 賛成派ほど理解不足?

    赤池 まさあき

  8. 8

    岡村の結婚に幻想を抱く中年男性

    PRESIDENT Online

  9. 9

    今年も渋ハロ 目だった鬼滅コス

    文春オンライン

  10. 10

    国民生活の改善でトランプ氏優勢

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。