記事
- 2012年01月17日 08:00
時を告げるのではなく、時計をつくる
1/2
おはようございます!私事ですが、先日、「Earth(アース)」という映画を観ました。
日本では2008年に公開された映画で、イギリスのBBCが、
私たちの生きる地球を対象にして5年の歳月をかけて制作したドキュメンタリー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北極から南極まで、私たちの知らないところで自然界の法則に従って海をわたり、陸をわたり、空をわたる動物たち。そして彼らが知りえない私たちの生活が、彼らの生活に大きく影響して、絶滅の危機に晒されているという現実。
一体だれが初めに作ったのか分からない、複雑な仕組みの中で機能している地球を壮大に描いた映画に、ただただ圧倒されるばかりでした。
こういう映画を観ていると、「こうなることは全て決まっていたこと?」 「自然界でのそれぞれの役割は、神様がそう決めたから?」 ・・・と、私の無限ループな思考が始まってしまいます。(笑)
”この生態系のここには、白くてフワフワで子供想いで、 半年間飲まず食わずでも死なないホッキョクグマが必要だった” と。 誰かがそう決めて、初めからそこにいたというのなら、 なんとなく気持ちよく納得ができるわけですが、 世界はそんな風に出来ているわけではないんですよね。
一体なぜそんな話を突然しだしたかというと、 起業家なら必ず読んでいるといっても過言ではない「ビジョナリー・カンパニー」に、 CEO・経営幹部・起業家へのメッセージとして、そんな話が載っているからです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1995年に日本で出版されてから、 経営者や幹部だけに留まらず、多くのビジネスパーソンの道しるべとなってきた一冊。
改めておさらいすると、 本書の中で言う「ビジョナリーカンパニー」とは、 ビジョンを持っていて、未来志向で、先見的で、業界で卓越していて、 同業他社の中で広く注目を集め、大きなインパクトを世界に与え続けた企業。
「真に卓越した企業と、それ以外の企業との違いは、一体どこにあるのか?」を、 著者の二人は、企業の経営理念(ミッション)から見つけようとしました。
先ほど、「物事は最初から決まっていた?」と書いていましたが、 「神が全てを作った」という考えを変えたニュートン、そして 「進化の基本過程がある」という発見をしたダーウィンがいたということは、 ビジョナリー・カンパニーと呼ばれる企業も、決して、 全知全能の神のような指導者が創りだしたものではないということを表しています。
しかし、どのような発想が組織についてのビジョンを考え、ビジョナリー・カンパニーの基礎となっていくのか?
本書では、1700年代にアメリカが建国されたときのことが紹介されていました。
最大の課題は、だれが大統領になるべきか?だれが指導者になるべきか? もっとも優れた国王になるのは誰か?ではなかったと言います。
この時アメリカの建国者たちが力を注いだ問題は、 「われわれがこの世を去ったのちも、優れた大統領をずっと生み出すためには、 どんなプロセスをつくることができるのか。 どのような国を築きたいのか。国の原則は何か。その原則をどう運用すべきか?」
・・・ということ。
つまり、自分の気持ちだけで人を引っ張ろうとするのではなく、組織についてのビジョンを持ち、自分たちや、すべての未来の指導者が従うべきルールを作ったということ。
タイトルでご紹介した、「時を告げるのではなく、時計をつくる」というのは、まさにこのことですね。
こうだからこうなる、と自分が既存のフレームワークの中で主張することも知識として大切なことですが、そもそもの「時計」を創り出す作業は、他人任せに生きていれば絶対に不可能なこと。
私の師匠である川上先生が以前、「誰かが作った、表面上に出来上がったパターンだけを見るのではなく、
その要素となっている本質を見なさい」とおっしゃっていたことがよく分かります。
そんな先生の教えから、最近自分の中で変わったことがあります。
日本では2008年に公開された映画で、イギリスのBBCが、
私たちの生きる地球を対象にして5年の歳月をかけて制作したドキュメンタリー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北極から南極まで、私たちの知らないところで自然界の法則に従って海をわたり、陸をわたり、空をわたる動物たち。そして彼らが知りえない私たちの生活が、彼らの生活に大きく影響して、絶滅の危機に晒されているという現実。
一体だれが初めに作ったのか分からない、複雑な仕組みの中で機能している地球を壮大に描いた映画に、ただただ圧倒されるばかりでした。
こういう映画を観ていると、「こうなることは全て決まっていたこと?」 「自然界でのそれぞれの役割は、神様がそう決めたから?」 ・・・と、私の無限ループな思考が始まってしまいます。(笑)
”この生態系のここには、白くてフワフワで子供想いで、 半年間飲まず食わずでも死なないホッキョクグマが必要だった” と。 誰かがそう決めて、初めからそこにいたというのなら、 なんとなく気持ちよく納得ができるわけですが、 世界はそんな風に出来ているわけではないんですよね。
一体なぜそんな話を突然しだしたかというと、 起業家なら必ず読んでいるといっても過言ではない「ビジョナリー・カンパニー」に、 CEO・経営幹部・起業家へのメッセージとして、そんな話が載っているからです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1995年に日本で出版されてから、 経営者や幹部だけに留まらず、多くのビジネスパーソンの道しるべとなってきた一冊。
改めておさらいすると、 本書の中で言う「ビジョナリーカンパニー」とは、 ビジョンを持っていて、未来志向で、先見的で、業界で卓越していて、 同業他社の中で広く注目を集め、大きなインパクトを世界に与え続けた企業。
「真に卓越した企業と、それ以外の企業との違いは、一体どこにあるのか?」を、 著者の二人は、企業の経営理念(ミッション)から見つけようとしました。
ビジョナリー・カンパニーを築くにあたって、とくに重要な方法は、行動ではなく、視点を変えることである。そんな話と自然界の法則、一体何が関係しているのか?
先ほど、「物事は最初から決まっていた?」と書いていましたが、 「神が全てを作った」という考えを変えたニュートン、そして 「進化の基本過程がある」という発見をしたダーウィンがいたということは、 ビジョナリー・カンパニーと呼ばれる企業も、決して、 全知全能の神のような指導者が創りだしたものではないということを表しています。
しかし、どのような発想が組織についてのビジョンを考え、ビジョナリー・カンパニーの基礎となっていくのか?
本書では、1700年代にアメリカが建国されたときのことが紹介されていました。
最大の課題は、だれが大統領になるべきか?だれが指導者になるべきか? もっとも優れた国王になるのは誰か?ではなかったと言います。
この時アメリカの建国者たちが力を注いだ問題は、 「われわれがこの世を去ったのちも、優れた大統領をずっと生み出すためには、 どんなプロセスをつくることができるのか。 どのような国を築きたいのか。国の原則は何か。その原則をどう運用すべきか?」
・・・ということ。
つまり、自分の気持ちだけで人を引っ張ろうとするのではなく、組織についてのビジョンを持ち、自分たちや、すべての未来の指導者が従うべきルールを作ったということ。
タイトルでご紹介した、「時を告げるのではなく、時計をつくる」というのは、まさにこのことですね。
こうだからこうなる、と自分が既存のフレームワークの中で主張することも知識として大切なことですが、そもそもの「時計」を創り出す作業は、他人任せに生きていれば絶対に不可能なこと。
私の師匠である川上先生が以前、「誰かが作った、表面上に出来上がったパターンだけを見るのではなく、
その要素となっている本質を見なさい」とおっしゃっていたことがよく分かります。
そんな先生の教えから、最近自分の中で変わったことがあります。



