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あったら欲しい?「月5000円で満員電車に必ず座れる権利」 「定期3万だし、そのくらいなら払う」「みんな買ったら座れないじゃん」

アットホームによると、首都圏在住で5年以内に住宅を購入した子持ちのサラリーマンの、理想の通勤時間は35分だという。しかし、実際にかけている時間は平均58分。仮に年間240日出勤した場合、1年間で通勤に費やすのは約480時間。1年のうち20日相当を電車内で過ごしている計算だ。

これだけの時間をぎゅうぎゅう詰めの車内で立ちっぱなしでいるのは辛い。せめて座って読書や勉強、睡眠など有効活用したいと思うのは当然だろう。2ちゃんねるでは4月上旬、通勤電車で座りたくも座れない人物が「『満員電車でも必ず座れる権利、月額5000円です』←買う?」というスレッドを立て、意見を募っていた。

例えば京急のモーニング・ウィング号はひと月5500円

通勤電車、座りたいですよね
通勤電車、座りたいですよね

首都圏を走る電車は軒並み混雑率が高い。中でも混雑率199%という驚異的な数字を叩き出す東京メトロ東西線は、おにぎりやサンドイッチが変形するほどに人が密着した状態だ。別の路線でも、乗客の多さで窓ガラスが割れるケースもある。毎日のことだと気が滅入る。

満員電車での通勤に苦しむ人は多く、「行き帰り両方なら買う」「定期月三万やし、そらくらいなら払うわ」など、スレ主の投稿は共感を呼んだ。

一方で目立ったのは「安すぎやろ」「みんな買ったら座れないじゃん」など、価格設定が安すぎるという意見だ。鉄道各社では朝や夕方のラッシュ時に、有料の座席指定列車の運行サービスを行なっているが、たとえば京急のモーニング・ウィング号の1か月券は5500円だ。この数字を見ると、スレ主が提案する月額5000円は決して高くない。座って通勤したい人がこぞって購入し、かえって座れなくなってしまうかもしれない。意見を見たスレ主は、「安いって意見多いな。電車で座れるってそんだけ価値あるんだな」と驚いていた。

月5000円出せるなら、家賃に上乗せして職場近隣に引っ越しては

とはいえ、スレ主の出した「5000円で必ず座れる権利」はあくまで空想のもの。売り出されるのを待つより、通勤の苦痛の緩和方法を考える方が建設的だろう。

プラス5000円を支払う気があるなら、今より職場に近い場所へ引越してはどうだろうか。満員電車は免れなくても、通勤時間が短縮されるだけで、負担は大きく減るはずだ。最近では、混雑緩和や働き方の多様性確保のため、時差出勤やリモートワークを導入する会社もある。自社でこうした制度を取り入れるよう働きかけることも、合わせて検討したい。

 

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