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NY市場サマリー(25日)

[25日 ロイター] - <為替> 米国債利回りの上昇を受けドル指数が約4カ月ぶり高水準を付けた。ドル/円<JPY=>は109.38円と、2カ月ぶり高値を更新した。

米10年債<US10YT=RR>利回りは米国債増発観測のほか、原油高でインフレ圧力が増大するとの見方が出ていることを背景に3.035%まで上昇。日米金利差のほか、米独金利差も一段と拡大し、ドルの魅力が高まった。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>はニューヨーク取引時間帯に1月12日以来の高水準となる91.241まで上昇した。

米国債利回りの上昇でユーロ圏国債の需要が低減するとの見方から、ユーロ<EUR=>は下落。前日に付けた2カ月ぶりの低水準を下回った。

<債券> 米国債増発の懸念が強まる中、前日約4年ぶりに3%台に乗せた指標10年債利回りが一段と上昇した。2011年7月以来の水準に達する可能性があるとの見方も出ている。

コモディティー(商品)価格上昇や米金利先高観からインフレ懸念が高まっていることも、債券売りにつながっているとアナリストは指摘する。

10年債利回り<US10YT=RR>は2014年1月に記録した3.04%を上抜ければ、11年夏に付けた水準を試す公算が大きいとの指摘が聞かれた。

5年債利回り<US5YT=RR>は一時、2009年8月以来の2.854%を付けた。2年債利回り<US2YT=RR>は、2008年9月以来の高水準となる2.508%を付けた。

<株式> ダウ平均が6営業日ぶりに反発した。底堅い決算を巡り楽観的な見方が広がった。ただ、米長期金利の上昇や企業コスト増加への警戒感も根強い。

S&P総合500種とダウ工業株30種平均は終日値動きの荒い展開となった。ナスダックは5営業日連続の下げとなった。

米航空機大手ボーイング<BA.N>は4.2%高。第1・四半期決算は予想を上回り、業績見通しを引き上げた。ツイッター<TWTR.N>は、2.4%安。決算は好調だったが、売上高が伸び悩み、コストが増加するとの見通しを示したことが嫌気された。

<金先物> 米長期金利の上昇やドル高・ユーロ安の進行などを受けて売りが誘われ反落した。中心限月ベースで3月21日以来約1カ月ぶりの安値となった。

外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じたことから、金が売られた。

このほか、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念が後退、安全資産とされる金には売り圧力がかかった。

<米原油先物> イラン情勢をめぐる地政学的リスクを背景に買われ反発した。

トランプ米大統領がイラン核合意からの離脱を示唆する中、米国が新たな対イラン制裁に踏み切れば、同国産の原油供給に支障が出るとの警戒感が根強く、原油に買いが入った。

また、米株価が午後に入りプラス圏に浮上したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、株と並んでリスク資産である原油も買われた。原油相場が67ドル台で底堅く推移したことで、テクニカルな買い戻しも入ったもようだ。

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