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全拉致被害者帰国に全力尽くせ

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安倍晋三内閣総理大臣
©Japan In-depth 編集部

Japan In-depth編集部 小寺直子

【まとめ】

・全拉致被害者救出を求める国民大集会が開催された。

・安倍首相は「南北、米朝首脳会談の際、拉致問題が前進するよう司令塔となり取り組む」と述べた。

・全拉致被害者の即時一括帰国を求める姿勢を貫くことが重要。

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4月22日、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(以下救う会)」と「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(以下家族会)」らの主催による『政府に今年中の全被害者救出を求める 国民大集会』が都内で行われた。安倍晋三内閣総理大臣をはじめ、国会議員、地方議員、家族会の代表者らが登壇し、会場には1000名を上回る聴衆が詰めかけた。

先の日米首脳会談後、トランプ大統領は「米朝首脳会談で拉致問題を提起する、拉致被害者を日本に連れ戻せるよう、できることはすべてやる」と語ったばかり。史上初となる米朝首脳会談でアメリカ大統領が拉致問題について取り上げると明言したのは大きな前進だ。

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写真)会場の様子
©Japan In-depth編集部

まず、家族会代表の飯塚繁雄氏が現在の状況について、「今、拉致問題がようやくクローズアップされている。この問題が解決しなければ、核問題等は解決しない。会談が始められるからよし、ではない。被害者がいつ帰れるかに焦点を当ててほしい。北朝鮮はずっと嘘をつきっぱなし。どうなるかわからない。安倍首相の力量を注視しながら頑張ってきたが、今が一番盛り上がるチャンス。あまりに長い間、我慢だったがようやく少し光が見えてきた。」と述べた。

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家族会代表 飯塚繁雄氏
©Japan In-depth編集部

続いて、衆議院議員拉致議連会長古屋圭司氏が「安倍首相は同盟国以上にトランプ大統領と信頼関係を築いている。2人きりで一時間以上会談した。今こそ千載一遇のチャンス対話のための対話ではない。分析をしっかりし、制裁も緩めない。

ゴールデンウィークに超党派で訪米する。日米首脳会談のフォローアップをするために関係者と具体的な会談をするために最大限の努力をする。」と意気込みを語った。

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写真)衆議院議員 拉致議連会長 古屋圭司氏
©Japan In-depth 編集部

そして、アメリカから帰国したばかりの安倍首相は「今、北朝鮮から対話を求める動きがある。これは我が国が米韓両国を協力し、中国、ロシアといった関係諸国と緊密に連携をしながら北朝鮮に対し最大限の圧力をかけてきた成果だ。」

「またアメリカはあらゆる手段を用いて圧力をかけてきた。経済制裁をし、抜け道は許さないという確固たる決意で国際社会をリードしてきた。今回北朝鮮は核実験とICBM発射を停止し、そして核実験場を廃棄する旨を発表したが、大切なことは核実験を含む全ての大量破壊兵器、あらゆる弾道ミサイルの完全、検証可能、かつ不可逆的な方法での廃棄に向けた具体的な方法につながっていくことである。」

「そして情報収集、分析を行い注視していく。南北首脳会談の次は、史上初めての米朝首脳会談が予定されている。これらの会談を契機に日本としては何よりも大切な拉致問題の解決に向け進めていく局面にきた。」

「ご家族の切なる思いを胸に17日から20日にかけてトランプ大統領と会談を行った。初日の2人だけの会談、その後の少人数での会談もほとんどを北朝鮮の問題について費やした。特に、2人だけの会談では、拉致問題の重要性についてトランプ大統領に伝えた。トランプ大統領は家族の気持ちをよく理解していた。大統領は身を乗り出し目を見ながら真剣に聞いていた。そして『米朝首脳会談では、拉致問題について取り上げる、ベストを尽くす』と力強く約束してくれた。」

「そして記者会見においても、(トランプ大統領は)『できる限り早期にご家族の再開を望む。被害者の帰国に向け可能な限り全てのことをし、彼らを日本に帰国させる。あなたに約束する。』とテレビカメラの前で表明してくれた。この共同記者会見は、CNN等で全米にライブで放映された。これは北朝鮮の人々も見ている。米国の大統領が、この問題を世界向けて解決する、被害者を家族の元に帰すということを約束してくれた。しかし、大事なのは北朝鮮がどう行動していくかだ。まさに拉致問題は日本が主体的に行動していかなくてはいけない。韓国文在寅大統領とも先月16日に電話会談を行い、拉致問題解決に向け協力してくれることで一致している。中国、ロシアとも協力しあらゆる策で解決に向け取り組んでいく。」

「まずは南北、そして米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう私が司令塔となって全力で取り組んでいく。」

「拉致問題解決のためには国民が一致して拉致被害者を日本に返すとの強い声を伝えていくことが必要。その声が国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かすことにつながっていく。」と述べた。

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