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「野党の議員諸兄へ」―今の姿は幼稚園生以下―

仕事で毎週のように海外に出ているが、報道を通じて垣間見る日本の国会は相変わらずモリ・カケ問題を中心に、財務省の書類改ざん、防衛省の日報問題等々に終始している。

野党が政府与党を追及することの大切さは筆者も十分理解している。しかし、国家・国民生活にとって、これらの問題はあくまで一部であり、国家を健全に運営していく上で、国民はこのような問題だけを諸兄に負託しているわけではない

一年近くも世界情勢や国民生活の在り方を忘れたが如きの現状は、まるで子どもの口喧嘩のような体たらくである。今や日本に対する世界の評価は高い。にも関わらず、財務大臣や外務大臣の国際会議出席をも拒否する現状には唖然とせざるを得ない。

グローバリゼーションの時代、刻一刻変化する世界の中で存在する日本であり、適切な政策を計る上でも首相や大臣の国際会議出席は無条件で優先されなければならない。そのために当時政権党だった民主党は、副大臣や政務官を設置したのではなかったのか。然るに野党はこれに闇雲に反対し、あきれることに、自ら提出した法案の審議も拒否している。唖然、呆然―。今日の諸兄の議員としての資質は幼稚園以下と言わざるを得ない。

野党には民主党を中心とした連立政権時代に、政権に参加した多くの諸兄が今も健在である。今こそ政権崩壊時を思い返し、その原因を検証し、再度政権奪還に向けた方策を国民に明らかにすべきである。「反対」、「反対」で満足しているのなら諸兄が存在する意味はない。政治システムの崩壊に導いているのみである。

政権交代を可能にするのが小選挙区制であろう。果たして野党議員諸兄には結集して再度、政権を担う覚悟と自信と気概をお持ちであろうか。今のままでは例え現政権を倒しても、次の政権も自民党から選出され、自民党の党是に従って国会は運営される。いわば何の展望も拓かれないのではないか。

野党議員諸兄。貴方たちの存在理由、政治目的は何なのか。今一度冷静に考え、国家・国民、ひいては世界の中の日本のために優秀な頭脳を発揮されるよう改めて期待する。

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