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米山隆一新潟県知事の辞任

冒頭にまず、県政与党として、知事辞任という混乱を招き、県政改革途上で知事選をせねばならなくなったことをお詫び申し上げます。

今週、残念なことに米山隆一新潟県知事が辞任した。プライベートな女性問題での退場に、残念な思いしかない。米山氏が知事に当選後、一部の民進党県議の反対を押し切って社民党との会派合流を成し遂げ、新会派「未来にいがた」は県政与党として漸く真価を発揮する所だった。

新潟県議会は長らく自民党が圧倒的多数を握り、既得権益の巣と化していた。新潟県政の本当の改革はこれからで、統一地方選挙に向けて、力強く歩みを進めていた。しかし、である。政治とは無情だ。

だが、ここで気落ちしてはいられない。

次の知事に相応しい候補者を皆さんにお見せし、原発に関する対話路線をしっかりと継承し、長年の懸案である県政改革に邁進せねばならない。折しも、安倍政権下の原子力規制委員会では柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を認める報告書が出ている。他方、県では検証を行っている最中なのだ。いきおい、今回の知事選は明確に、原発に関する態度の信を問うことになろう。県民の安心を守るための戦いになるのだ。

加えて安倍政権一強の弊害がいよいよ強まっている。官僚組織への指導力不足、それによるモラルハザード、監督責任は逃れるべきことはできない。現在の自民党に県政改革を任せることなど断じてできるわけがない。このところの報道を見ると、何やら新潟県自民党が「県民党」を看板詐称しようと画策している。候補者の背後について強力な支援をしながら、選挙資金も組織も何もかも全面的にバックアップしながら、名前だけ県民党を唱えるつもりなのだろうか。それは余りにもご都合主義であり、県民はすぐさま見透かすだろう。

幸い、地元には、地に這う努力を惜しまず長年の活動を続け、本当に無所属で勝ち抜いた猛者である衆議院議員が何人かいる。彼らともよくよく相談しながらこの県知事選挙を戦い抜きたい。

完全無所属かつ、真の県民党 
衆議院議員 鷲尾英一郎

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