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東京製鉄、19年3月期は14%の営業増益予想 スプレッド改善  

[東京 20日 ロイター] - 東京製鉄<5423.T>は20日、2019年3月期の営業利益が前年比14.6%増の120億円になるとの見通しを発表した。鋼材の販売数量は引き続き伸びるなか、メタルスプレッドも一段の改善を見込む。ただ、物流費や原材料費が上がっており、同25.5%増収に対して、増益幅は小さくなる。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト12人の営業利益予測の平均値は143億円となっている。

同日、229万株・20億円を上限にした自社株取得を発表。また、19年3月期の配当は2円増配して年間12円を予定している。

前期に比べ、販売数量は31万5000トンの増加を見込む。引き続き、単価も上昇を見込んでおり、メタルスプレッド(鋼材価格と原料価格の差)は3万6100円から3万9500円へと改善する。ただ、物流費や電極・耐火煉瓦などのコストも上がる。

米国による鉄鋼・アルミニウムの輸入制限について、奈良暢明・取締役総務部長は会見で「米国や中国といった消費国の需要拡大は続く」と述べ、一時的に市況に影響が出ても、需要を反映した形に戻るとの見通しを示した。

18年3月期は売上高が前年比34.8%増の1641億円、営業利益は同0.4%減の104億円となった。鋼材の販売数量は同15%増加。平均販売単価が約1万円上昇した一方で、主原料のスクラップ単価は8900円に収まった。しかし、電気代や副原料価格の上昇や岡山工場の連続鋳造機の立ち上げコストなどがあり、微減益となった。

(清水律子)

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