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ドル上昇、米国債利回り上昇受け=NY市場

[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。米国債利回りの上昇のほか、連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が押し上げ要因となっている。一方、ポンドは英中央銀行総裁のハト派的な発言を受け、対ドルで約2週間ぶりの安値を更新した。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.28%上昇の89.877。一時は1週間ぶりの高水準を付けた。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.21%安の1.2346ドル、ドル/円<JPY=>は0.10%高の107.34円。

米経済はエンジン全開とはなっていないものの、安定的な成長軌道から外れてはおらず、FRBは現在のペースで利上げを継続するとみられている。

シリコンバレー銀行(カリフォルニア州)のシニア外為トレーダー、ミン・タン氏は「年内の利上げ回数があと2回になろうが3回になろうが、市場では次回の利上げに対する期待が出ている」としている。

こうしたことを背景に2年債<US2YT=RR>利回りは2.436%と、2008年9月以来の水準に上昇。独2年債<US2DE2=TWEB>との利回り格差は過去30年間で最大となっている。

アナリストはこうした大きな利回り格差がドル需要が高まる一部要因になっていると指摘。一方、トランプ米大統領の通商・経済政策や中東情勢を巡る先行き不透明感が継続していることはドルに対する向かい風となっている。

ただ、ダンスケ銀行(コペンハーゲン)の外為ストラテジスト、クリスティン・トゥヘン氏は「通商摩擦問題を巡っては若干疲れが出ている」と指摘。世界的な景気サイクルも勢いを失いつつあると述べた。

イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁はBBCニュースのインタビューに対し、英経済指標はこのところまちまちとなっており、金融政策委員会(MPC)会合は年内にほかにも予定されていると述べた。これを受け、英中銀が5月の会合で利上げに動くとの観測が後退。英ポンド<GBP=D3>は対ドルで約2週間ぶりの低水準を付けた。その後は0.85%安の1.4085ドルとなっている。

ドル/円 NY終値 107.36/107.39

始値 107.41

高値 107.49

安値 107.25

ユーロ/ドル NY終値 1.2344/1.2348

始値 1.2365

高値 1.2385

安値 1.2330

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