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デビッド・カッパーフィールド、裁判でやむなくイリュージョンのタネ明かし

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ラスベガスの裁判所に出廷したデビッド・カッパーフィールド(写真:AP/アフロ)

世界で最も稼げるマジシャン、デビッド・カッパーフィールド(61)が苦境に立たされている。

2013年、MGMグランドホテルで行われたショーに観客として来場していた英国人男性ギャヴィン・コックスが、カッパーフィールドのトリックによって身体と脳に損傷を負ったと主張し、損害賠償を求めてカッパーフィールドを訴えたのだ。

17日の公判では、カッパーフィールドの友人でショーのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるクリス・ケナーが出廷。ステージに上げた観客を消し、会場の後方に再び出現させるという有名なマジックのトリックを、陪審員に向けて事細かに解説することを強いられた。

ランダムに選ばれた観客は、懐中電灯を持った舞台係の誘導に従って暗いカーテンに覆われた隠し通路を急いで通り抜けるよう言われる。この通路はホテルの外やキッチンにも通じており、会場の後方まで続いている。そして、クライマックスの瞬間に合わせて観客を登場させるという、意外とシンプルなトリックだった。コックスは、この通路を走っているときに転んで負傷し、これまでに40万ドルの治療費がかかったと主張している。

コックスの弁護士は、この通路が非常に暗かった上にホテルが工事中であったこと、そして、事前に足元の危険を知らされなかった点を指摘。これに対し、MGMグランドの弁護士は「コックスが通る10分前にカッパーフィールドも同じ通路を歩いたが、全く危険はなかった」と反論。カッパーフィールドの弁護団も、コックスのケガとトリックには一切の関連はないとしている。公判の行方は、また後日お伝えする。

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