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シリア人男性がマレーシアの空港で生活、内戦状態の本国送還恐れ

[クアラルンプール/ジャカルタ 12日 ロイター] - マレーシアのクアラルンプール国際空港に、36歳のシリア人男性が1カ月以上足止めされた状態になっている。内戦状態にある本国に送還されれば、逮捕される恐れがあるという。

ハサン・アルコンタールさんは空港から、自分の日常をツイッターやフェイスブックなどで発信。人権団体やメディアから関心を集めている。食料などの必需品は、空港や航空会社スタッフの好意に頼っているという。

保険のセールスマンだったハサンさんは、シリアで内戦がぼっ発した際、アラブ首長国連邦(UAE)に住んでいた。シリアの在UAE大使館にパスポートの更新を拒否されたため、2016年、シリアからビザなしで行けるマレーシアへ国外退去となった。

1年以上かかってようやく、エクアドルまでの飛行機代が貯まったが、航空会社は搭乗を拒否。今度はカンボジアへ渡ろうとしたものの、入管で止められ、またもマレーシアへ送還されてしまった。

ロイターに対してはスカイプを通じて「シリアに送還されたくないのは、私が臆病者だからでも戦い方が分からないからでもない。戦いを信じていないからだ」と話した。「同じ国の人を傷つける殺人マシンになりたくない」という。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)クアラルンプール事務所の報道官は「この問題について把握しており、本人および当局と連絡を取っている」と説明した。

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