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ライアン米下院議長、引退を表明 中間選挙に出馬せず

[ワシントン 11日 ロイター] - ポール・ライアン米下院議長(共和党、48)は11日、11月の中間選挙に出馬せず、来年1月の任期満了で引退する意向を表明した。

ライアン下院議長は記者会見で「今年は私が米下院で働く最後の年になる」と語った。理由については家族と時間を過ごすためと説明した。

トランプ米大統領との関係は波乱含みだったものの、トランプ大統領の存在が今回の決定にどの程度影響したかとの記者団からの質問に対しては「まったく影響していない」と応じた。

ライアン氏を巡ってはここ数カ月引退説が報じられていたが、11月に迫る中間選挙で民主党の巻き返しが予想される中、この日の正式発表は共和党にとり大きな痛手となる。

ライアン氏は2015年、党内保守派との対立を背景に当時のベイナー下院議長が辞任したことを受けて、同ポストに就任。2012年米大統領選では、共和党の副大統領候補となった。

また、ロシアによる2016年米大統領選への介入疑惑を捜査するモラー特別検察官について、トランプ大統領がモラー氏を解任する意向があることを「確信する理由はない」と強調。「ホワイトハウスと連絡を取っており、そのようなことはないとの確信を持っている」と語った。

トランプ大統領は2016年、ライアン氏を「非常に弱く無力な指導者」だと批判していた。しかし11日のツイッターへの投稿では「ライアン下院議長は本当に良い人物だ。再選は目指さない一方、誰もが疑いようのない功績を残すだろう」とした。

ライアン氏は自身の最大の功績として、大型減税が民主党の支持なしに昨年12月に成立したことを挙げた。

同氏は、2020年以降の大統領選への出馬を検討している可能性があるとの臆測を一蹴。CNNに対し「大統領選に出馬しない」と述べ、自身の計画にはないとした。

ライアン下院議長の後任候補としては、ケビン・マッカーシー下院院内総務やスティーブ・スカリス下院院内幹事らの名前が挙がっている。

保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」を率いるマーク・メドウズ議員は記者団に対し、下院議長のポストは目指していないと述べた。

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