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アイドル田原俊彦はいかにしてメディアから抹殺されたのか

お忙しいなかをね、マスコミ嫌いの田原のためにこうしてあつまっていただきありがとうございます。

今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反することは充分にあるんですが、ここに至るまでの段階として、ほんとみなさんの熱意と言うかしつこさと言うか大きなお世話に僕も大変困惑しまして。

−−(結婚式の)時期はいつごろになりそうですか?

またぁ、こないでよー。疲れるんだから(会場笑)。嫌いなんだから。僕はみんなのことを。

何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいにビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね。よく分かりました、はい。
これが当時各局のワイドショーなどでくり返し流された1994年2月の田原俊彦長女出産会見で、この中の「ビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね」という発言が「ビッグ発言」として大きく報じられた。また「終始傲慢な態度で記者の質問に答えない」などとされた。その結果、彼の好感度は地に落ち、一気に表舞台から姿を消す要因となった、とされている。

しかしながら、この会見は大幅に、そして恣意的に編集されている。

爆笑問題と田原俊彦MCのTBS新番組『爆報!THEフライデー』の中で、この会見のノーカット版が放送された。

いかに、編集によって、その印象が変わるのかが一目瞭然で大変貴重な放送だった。

この直後から自身が「パリパリになっちゃったよ」と振り返るように田原俊彦はメディアから干されていった。

以下が実際の会見の全文書き起こし(赤字は編集後残った発言)
−−それではまず田原さんご自身の方から父親になった喜びのコメントをお願いします。
(笑顔)えー、お忙しいなかね、マスコミ嫌いの田原のためにこうしてあつまっていただきありがとうございます。これまでね、半年間僕は僕なりにね、自分のペースで沈黙を守ってやってきたわけですけど、無事……(ここで、マイクが入ってなかったことを指摘される)あ、聞こえなかった? ごめん……。いきますよ。

本日はホント、お忙しいなかをね、マスコミ嫌いの田原のためにこうしてあつまっていただきありがとうございます。
この半年間、本当極秘入籍から始まりましてね、結婚、そして無事に出産というね、過程を経ましてね、今日この場に挑むことになりました。

今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反することは充分にあるんですが、そこは百歩譲って僕のためではなく、みなさんももちろんこうして集まってくれましたし、ま、すべてを語るというわけにはいかないと思いますがね、産まれてきた、2月14日ですか、僕のエンジェルちゃんのために今日はね、頑張ってみたいなぁ、と思ってます。よろしくお願いします。

−−「僕のエンジェルちゃん」なんですけど、何グラムで?
えーとね、3320(グラム)ですから、結構大きかったみたいですね。

−−名前はもう決まったんですか?
名前は決まりましたけども……、

−−どんなお名前?
いきなりですか? そんな簡単に教えたくないんですよねえ(笑)。

−−(会場笑)
あとにしましょう。

−−出産には立ち会われたんですか?
いや、僕はちょっと打ち合わせがありましてね、ちょうどかな? ギリギリかな? ちょうど病院についてエレベーター降りた途端に「オギャー」と聞こえましたんでね。そっちに向かって歩いていったらね、産まれて30秒くらいかな、ちょうどギリギリセーフで、まだ産湯に浸かる前だったからギリギリ間に合ったってところですかね。

−−対面は出来たってことですか?
そうですね。

−−その時の気持ちっていうのは?
なんか、なんて言うんだろうな、感激と言うか、感動と言うか、自分の分身かっていうね……、なんていうのかなぁ、なんて表現したらいいのか不思議な感覚がありましたね。

−−どっちに似てらっしゃいますか?
なんか女の子だから、パパに似てるっていう話は僕も聞いたんですけど、女だったら僕にあんまり似て欲しくないなぁって思ってました。でもまぁ、どうなんだろうな。(僕に)似てるところもあればワイフに似てるところもあるんじゃないかなぁと。

−−これからおしめを替えたり、ミルクをあげたりいろいろ奥様大変になると思いますが、そのへんご自分でもなさろうと思っていますか?
それは秘密です。

−−やってあげたいでしょう?
まぁ、僕は炊事とか洗濯とか色々ありますし、

−−そちらのほうの分担ですか?
ええ。

−−まだ挙式披露宴はなさっていないんですけど今後のご予定は?
そうですね、だからここに至るまでの段階として、ほんとみなさんの熱意と言うかひつこさと言うか大きなお世話に僕も大変困惑しまして、これは僕だけだったらね、いつでもかかってらっしゃいということなんですが、やはり僕には妻がいて、ファミリーがいて、やっぱりそのへんにまで飛び火するということがね、とっても僕としては苦痛だったし、それぞれ生きていく上で、やぱり自分の人生をどこまで表現するかっていうのはね、それはやっぱり個人の自由だと思うし、こういう職種だから僕はその点ではね、100%OKなんですけど、まあそれはね、婚約会見やりたい人、結婚式を放映したい人、離婚会見なんてことをやる人もいたりなんかしますが、僕はどちらかというとそういうタイプの男ではなくて、エンターテイメントの部分ではね、本当にみなさんと良い関係をね、これまで保ってきたし、これからもそうしていきたいと思ってますけど、やっぱりプライベートの部分では、見せたくないなぁっていうのが本音であってね、でもまぁ、そこを知りたいのがね、世の中の求めるものですから、そのへんで僕としてはね、僕の生き方として皆さんにとっても冷たくして、失礼なこともあったななんて多少は反省してますけど、そういうこともありましたんでね、まぁ、(結婚)式については、これは身内だけで、どこかの外国に行ってね、ブリっとやりたいな、と。披露宴の方はご辞退させて頂きます。

−−てことは親子三人で挙式ということになりますか?
そうですね……。もしくは、おふくろにでも預けて2人でもいいですしね。

−−時期はいつごろになりそうですか?

またぁ、こないでよぉ、疲れるんだから。嫌いなんだから、僕はみんなのことを。
(会場笑)
−−5月くらいですか?
そうですね。とりあえず子供も落ち着いて体調も回復して5月か6月くらいには行きたいと思ってますけど。

−−式場とか予約はされてるんですか?
いや、全然してないです。

−−今まで教えてもらえなかったんで、奥様の出会いと結婚に至るまでのいきさつみたいなものを簡単に説明していただけますか?
どうしようかな……(微笑)。がんばるか。

−−綾子さんを奥様に選んだのは?
そうですね、こればっかりはね、タイミング……。やはり縁もあると思うし、最終的にはね、その人がね、家庭に入って、僕の中の女性観にね、100%までとは言わないけど、一緒に生活していく力があるかどうかってことでね、初めて結婚っていう形になると思うんですよ。だから、そういう意味で「うん、いけるな」と思ったし、そんな出会だったんじゃないかなと思いますね。で、僕は33歳で絶対に結婚するっていう自分なりの計画がありましたんでね、まぁ、それよりちょっと勇み足がありましたけど、まぁ、、、何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいビッグになっちゃうとそうはいきませんけどもね、よく分かりました、はい
もちろん注釈・留意点は必要だ。

・そもそもこれを流したTBSも当時積極的に編集版を放送しこの流れに加担したこと。

・そして今現在においても同局を含め同様なことは起き続けていること。

・またこの番組ではアイドル田原俊彦の失脚はこの会見がきっかけ(あるいは全て)のように扱われていたが、それこそこれも恣意的な印象操作があること。実際はすでに人気は絶頂期ではなく下火になりつつあり、傲慢な態度は問題視されていた(視聴者もそれに気づき始めていた)。だからこの「ビッグ発言」がそのとどめを刺したというのが真実に近いであろうこと。

・さらにこの会見の前からジャニーズ事務所独立問題から事務所から守られなくなったこと。そして直後、独立し実際の「干された」のはこちらが直接的な要因と見る向きもあること。

などだ。

しかし、この「会見」が世間の田原に対する「干されても仕方ない」「当然」という空気を作ったのは間違いがない。

この会見で芸能マスコミから必死で守ろうとした娘ももう17歳。
「芸能界入ったら縁切るぞ!」って言ってたら先に切られちゃいました(笑)。
と田原は笑う。

そして彼女は自らグラビアアイドルとしてデビュー。
田原: それ(娘が載った雑誌)は見た、見た!

コンビニ行ったら「あれ!?」みたいな(笑)。

何、水着になってんだ! みたいな。

太田: この間抜けさね。なんなんだろう、この人生? 最高のオチだよな。あの会見で、散々隠してきた、干されてまで守った娘がデビューしちゃった(笑)。こんなオチはないよね。こんな間抜けな人生ってないよね!

田原: 楽しいな!(笑)

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