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米フェイスブックCEO、公聴会でネット規制に関する確約避ける 株価急伸

[ワシントン/サンフランシスコ 10日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は10日、利用者情報の不正利用問題を巡り、上院司法委員会と商業委員会の合同公聴会で証言した。インターネット業界に対する新たな規制への支持を確約することは避け、事業方針のさらなる変更にも言及しなかった。

公聴会は5時間近くに及び、44人の上院議員が質問を行った。普段のTシャツ・ジーンズ姿ではなく、ダークスーツにネクタイを締めたザッカーバーグ氏(33)は、利用者情報の保護が十分でなかったことなど、一連の問題をあらためて謝罪した。

フェイスブックを巡っては、2016年の米大統領選でロシアが政治的なメッセージを拡散するために同社を利用したとの指摘があるほか、大統領選でトランプ陣営が利用していた政治コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)に最大8700万人のフェイスブックユーザーの情報が流れていたことも明るみに出ている。

ザッカーバーグ氏は公聴会で、どのような規制が必要とされているか問われ、「協議が必要と見なす各種分野で協議が可能になるようスタッフに対応を指示する」と述べるにとどめた。

同氏が公聴会でインターネット企業の規制強化などを巡る議員の質問をうまくかわす中、フェイスブックの株価は上昇し、4.5%高の165.04ドルで終了。1日の上昇率としては、ほぼ2年ぶりの大きさとなった。同社の株価は先月にCAへの個人情報流出問題が発覚した後、急落していた。

ザッカーバーグ氏は6日、議員らが提出したネット広告規制法案(Honest Ads Act)を支持すると表明していた。ただ、公聴会では、この法案への言及を避けた。

CAが収集したユーザー情報とロシア政府とつながりのある企業「インターネット・リサーチ・エージェンシー」が米大統領選期間中にフェイスブックで拡散した政治的メッセージに関連性があるかとの質問に対し、「関連がある可能性はある」と答えた。フェイスブックは約1億2600万人がこの政治的メッセージを見た可能性があるとしている。

同氏はまた、フェイスブック社員がロシアの米大統領選挙介入疑惑を捜査するモラー特別検察官のチームの聴取を受けていると思うと述べた。

一方で、ザッカーバーグ氏はフェイスブックが独占企業との見方を否定した。

同氏は11日に下院の公聴会でも証言する。

*内容を追加しました。

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