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フィッチが警告、結局ECBの国債買い入れしかない?

大手格付け会社のひとつである「フィッチ・レーティングス」が、現在のユーロ危機を救うには、「ECB(欧州中央銀行)」がイタリア国債の買い付け額を拡大するしかない、と警告している。現在の欧州債務危機で、とりあえず危機に瀕しているのはイタリアだ。

イタリアは、この4月までに約1000億ユーロの国債を発行しなければならない。すでに金利も高止まりしており、このままどこも手を差し伸べなければ、デフォルトという可能性も出てくる。以前、ECBが無制限の国債買い付けをやるしかユーロ圏は救えない、といったことを書いたが、いよいよその通りになりつつある。

EU圏内の銀行の多くは、今後欧州金融安定ファシリティー(EFSF)や欧州安定メカニズム(ESM)を使って、増資をすることになるのだろうが、いまのままで間に合うとは到底思えない。その実効性に、すでに疑問符が付いていることを忘れないことだ。特に、ハンガリーなどのような小さな国がデフォルトを起こしただけで、金融マーケットはすぐに連鎖する。この“連鎖”に対して、常に注意する必要がある。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE80A00V20120111

ところで、日本は本当に大丈夫なんだろうか。自民党や公明党は、自分たちが作った莫大な財政赤字なのに、消費税率アップについては議論にも応じないとしている。選挙をやって、政権に返り咲きたいのはわかるが、いまそんなことをしている暇はないはずだ。

我々の居住空間の周辺にはきれいに整備された公園もあれば、美しい橋や豪華な施設が数多くある。しかし、その半分は将来からの借金だと思うと、やはり恐ろしい。借金はいずれ何らかの形で返さなくてはならない。その中には、貨幣価値の転換や大緊縮財政など数多くの選択肢がある。世界一の債権国と言っても、その債権の多くは米国債だということを忘れないことだ。

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