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森友問題に揺れる財務省、職員の働きやすさは?「報酬は必ずしも高くない」「みんな国家のために頑張っている」

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公務員は「将来なりたい職業ランキング」などで上位に食い込むことも多いが、ひと口に公務員といっても、職種も待遇も様々だ。そこで、キャリコネに寄せられた口コミからその労働実態を紹介したい。

今回取り上げるのは、大蔵省を改編改称して2001年に発足した財務省の口コミだ。財務省は、健全な財政の確保や国庫の管理などが任務で、外局には、税務の執行を司る国税庁を置いている。金融庁などと協力して金融システムの安定化や国際貿易の発展、造幣事業に関する行政事務なども行っている。

特にこの春は「森友学園」に関する決裁文書改ざん問題で、その名を連日耳にした人も多かっただろう。

「法案の質問が降りてくる日には必ず帰れない」

いろんな声が集まっています
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財務省は、日本の財布のヒモを握っていると言っても過言ではないほど、行政機関の中でも大きな権限を持っている。やはり気になるのはその職員たちの懐事情・報酬の満足度だろう。

民間企業なら銀行など、金融にまつわる業界は総じて高給取りなイメージがあるが、財務省職員は法令で給与形態が定められた国家公務員である。他の行政機関と比べ、飛び抜けて高くなることはない。

非常勤で勤めていたという男性からは、「報酬については必ずしも高いとはいえないが、報酬があまり高くないことは入省する前からわかっていたことで、了承済みのことである。査定については厳密に行われておりとりたてて不満はない。本人の能力に依存する点はもちろんあるが、業務の内容を公平にみてもらい、評価されていると思う」(財務・会計関連職 40代前半 男性 400万円)といった声が聞かれた。職員の心情的にも給与に期待はしないが、満足しているわけでもないといった感じのようだ。

「残業等ができれば700万円くらいにはなると思われるが残業ができないので基本給のみ。また、日給月給で前月の稼働日数分の日給が支払われるため、給与額が一定ではなくその点は不満である。査定制度はないと思われる」(金融関連職 50代前半 男性 560万円)

また、キャリコネニュースでは先日、当記事と同趣旨で厚労省をブラック省庁として取り上げたが、財務省職員たちの激務ぶりも、課によってはなかなか負けていない。

「比較的楽な課には、産休前後の女性や病気等の療養者がまわされる。そのような課だと、残業等は少ない。法案提出がある課にいってしまうと、法案の質問が降りてくる日には夜から質問が降りてくるので必ず帰れない。差が激しいのが実情だが、一般企業でも差がある部署があるようなのと同じかと思う。(中略)色々マスコミ等で言われているが皆国家のために頑張っていると思う」(財務・会計関連職 20代後半 女性 300万円)

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