記事

ガチャピンがブログ終了、2018年の著名人ブログ界の展望はどうなるか

3月25日に『beポンキッキーズ』(BSフジ)が終了し、子供向け情報番組の一つの時代の終わりを感じました。そんな状況の中、『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)第11代うたのお兄さんこと横山だいすけが3月25日のブログでガチャピン・ムックとの思い出を書くとともに、2人(匹?)のイラストを描いて旅立ちへのはなむけとしたのですね。

リンク先を見る

子供の人気者という意味での世代交代が行われたのか、と感じるとともに、2000年代中盤のブログ界を支えたガチャピンと今、旬のブロガーでガチャピンと同じく子供向け番組(『おかあさんといっしょ』)にて、うたのお兄さんを9年間つとめた横山だいすけの対比的なものを感じてしまったのです。

ガチャピンはかつて熱心にブログを更新していましたが、2017年11月は3回、12月は1回、2018年1月は1回、2月は1回、3月は2回となっております。そして、4月2日、ガチャピンはブログの更新終了を発表。同時にガチャピンのツイッターとムックが更新していたフェイスブックも終了となりました。

一つの時代が終われば一つの時代が始まる――。サイバーエージェントが2月6日に発表した「ブログオブザイヤー2017」の優秀賞を受賞しただいすけお兄さんにはガチャピン・ムックの後を継いで、子供達を楽しませていただければな、と願っております。

同賞の最優秀賞はアレクサンダー&川崎希夫妻、そして稲垣吾郎になりました。アレク&川崎については夫婦のケンカまでネタにしたり、アレクの不倫騒動が報じられた時もブログで謝ったりして、公開ワイドショー的展開でなかなか見応えがあります。そこにアレクの妹のタマラも割って入ってくるなど、毎度カオス感がいい感じですね。

稲垣についてはまさかジャニーズのタレントとして活躍した人物がブログをやる日が来るなんて……と思っていたわけですが、始まってみるとかなりきれいな文章(という表現が一番しっくりくる)で、これまた驚いたわけです。自由に活動する楽しさが生き生きと描かれているように感じられます。同賞は2016年は故・小林麻央さんが受賞しており、これも闘病者の素直な実感が日々つづられ、貴重な資料となっております。

◆2018年、芸能人ブログの展望

さて、2018年、一体どんなブロガーが活躍するか――。爆発的なPVを稼ぐ芸能人に絞って考えてみますが、2017年については冒頭で登場したアレク&川崎希、保田圭&小崎陽一(イタリア料理研究家)、モト冬樹&武東由美、という「夫妻」が人気を博す傾向があったように思えます。互いのことを紹介しあったり、夫(妻)が書いたものを受けて妻(夫)が詳細を明かす、といった交換日記的な展開も見られました。

今年の展望を考えると、こうした夫婦交換日記的なものは続くとは思いますが、「ママブロガー」単体にとってはますます競争が激しくなるのかなァ…という気がしております。最近でも保田圭が出産をし、「新米ママ」ジャンルに割って入って来てはコメント欄の人々と交流を続けておりますが、何しろ数が多い! さらには浜田ブリトニーが「シングルマザーとして出産」という新たなるジャンルの開拓に乗り出しそうです。そんな中、IT業界の人々と話をしていると「今年は『子育て夫』が来るんじゃねぇの?」という意見が複数出てきました。

名前が挙がったのは有村昆(妻は丸岡いずみ)、窪塚洋介(同・PINKY)、森渉(同・金田朋子)です。もちろん子供については言及することが多い男性も多かったのですが、そこまで「子育て」的な感じではなかった。「一家の大黒柱」的なマッチョさが目立っていたのですが、ところがこの3人は子育ての様子をかなり詳しく書いているのですね。

有村昆の場合、子育ては代理出産母がいるロシアで開始しましたが、1月24日にはこんな記述があります。

〈本当にお母さんは大変なんだなぁと親になって有り難みをつくづく感じることばかり。全てが初めての経験。。ミルクが3時間おきで、ゴクゴク飲んでくれて嬉しいです。が、ここでひとつ問題が。。どうしてもミルク後のゲップが苦手のようで。。背中をポンポンしてもなかなかしてくれません 先輩パパ&ママの皆さまどうしたらいいのでしょうか。。。何かいい方法があったら教えてくださいませ。へっぽこ新米パパ頑張ります〉

さて、さらに一つどうなるかウオッチャー的に気になるのがぺこの夫・りゅうちぇるです。りゅうちぇるは2017年3月27日から更新はしていませんが、現在妊娠6か月の妻・ぺこが出産してからはどうなるのか? 22歳のぺこは今も積極的に更新を続けておりますが、恐らく「若いママ」というポジションで子育ての様子を詳しく書いていくでしょうが、「ちぇるちぇるらんどの王子様」として出てきたりゅうちぇるが子育ての様子を書くところも見てみたいところです。

◆芸能人は制作スタッフに目に止めてもらえるようネット活用、そしてガチャピンの未来

あと、もう一つの傾向として考えられるのが、テレビのためのネタ仕込みとしてブログを活用することです。それを一番うまくやっているのが安田大サーカスのクロちゃんでしょう。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でも検証されたように、ツイッターを含めたネット上の書き込みが嘘だらけである、といったところから現在存在感を増してきています。

最近でも「お昼ご飯は、サラダから~♪あとお肉も食べるしんよー!!」と、ウインクしながらサラダを手に持つ姿をブログに投稿しましたが、これはいかにも「先に野菜を食べるとやせる」「肉はいくら食べてもいい」というダイエット法をやっているかのようにも見えます。こうして疑惑を持ってしまう時点でクロちゃんの勝利なんですけどね……。

現在、テレビの制作スタッフがネットを元ネタにすることが本当に多いだけに、クロちゃん的にネタをブログやSNSにちりばめておくのは得策かもしれません。

さて、最初に出たガチャピンですよ。これからガチャピンはどうなっちゃうんだろう。声出さないでいいから、「今日のガチャピン」と題してフジテレビの廊下を走り回っていたり、社員食堂で番茶をすすってる姿ぐらいを『めざましテレビ』と『とくダネ!』の間に1分ぐらい流せばその間視聴率案外取れるんじゃないの? あと、最近はUQ モバイルとスマホゲーム「グラブル」のCMでの存在感があるだけに、もはや「子供向けキャラ」の域を越えております。

となれば、「ガチャピンチャレンジ」を別の形で復活させてみてはいかがでしょうか。「歌舞伎町パトロール」とか「新橋の酔っぱらいに絡んでみる」とか。「うっせー、この緑のクソイボ虫野郎!」などとキレられたら「ぼく、5歳だよ。いじめないで!」とやれば怒った人も許してくれるでしょう。その時の思いや裏話をガチャピンさんには是非ともブログを復活させて書いて欲しいなぁ、という希望を小生持っております。

あわせて読みたい

「ブログ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    昭恵氏だって…外出する人の心情

    田中龍作

  2. 2

    NT誌東京支局長の日本非難に苦言

    木走正水(きばしりまさみず)

  3. 3

    小池知事は検査数少なさ説明せよ

    大串博志

  4. 4

    知られざる「個人撮影AV」の実態

    文春オンライン

  5. 5

    現金給付の所得制限が生むリスク

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  6. 6

    自粛要請も休業判断は店任せの謎

    内藤忍

  7. 7

    コロナ対策 国会は現場止めるな

    千正康裕

  8. 8

    岩田医師 東京都は血清検査せよ

    岩田健太郎

  9. 9

    韓国がコロナ詳報を公開する背景

    WEDGE Infinity

  10. 10

    緊急事態宣言は拍子抜けする内容

    青山まさゆき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。