記事

森友決裁文書の「改ざん」が明らかに トカゲのしっぽ切りで終わらせてはならない~安倍内閣は総辞職すべし!

 3月2日の朝日新聞朝刊に森友学園の国有地売却に関わる公文書が書き換えられていた疑いがあるとの大スクープが報じられました。

 この報道を受けて我々立憲民主党を始めとする野党6党が与党に真意を確認したところ、財務省は書き換えは無いと明言出来ず、調査をするとして財務省による調査が進められていた問題で、財務省は、マスコミ等で示されたもの以外の文書も含めて、14の決裁文書の書き換えを認め、参議院の予算委員会理事会、衆議院財務金融委員会理事会に報告しました。

 ご存知の通り、先週末には近畿財務局の森友学園との価格交渉の担当部署の職員が自殺していたことが明らかになりました。このことも書き換えの事実を認めざるを得なくなった要因になっているのだろうと思います。この問題が理由となっているならば、書き換えを命じた上司の罪は非常に重いと感じます。

書き換えられる前の文書には安倍昭恵総理夫人や複数の政治家の名前が記載されていたことも判明しました。政治家の名前があることは理解しますが、一民間人の昭恵夫人の名前が記載されていた、つまり、この問題は昭恵夫人が重要な意味を持っていた証ではないかと思うのは私だけではないと思います。

 さて、麻生財務大臣は決裁文書の書き換えは財務省の本省、理財局の一部の職員が行ったものであると記者会見で述べ、当時の理財局長であった佐川氏が責任者であり、自分自身はこの責任を取って辞任する意思がないことを表明しています。

 安倍総理も明らかに他人事のように、なぜこのようなことが行われたのか麻生大臣に調べるように求めていると答えるのみで済ましていますが、本当にこれで済ませられる問題なのでしょうか。

 決裁文書を後に書き換えるなどということは言語道断のことであります。

 「書き換え」と聞くと軽く感じるかもしれませんが、決裁文書に誤りがあり書き換えなければならないとしたら、改めて決裁を取り直す必要があります。それをせずに野党議員から求めがあった時に、都合の悪い部分を削除したり、書き換えたりするは「書き換え」ではなく、明らかなる「改ざん」であり、「ねつ造」です。このような「改ざん」や「ねつ造」は公文書管理法に抵触するどころか、刑法の公文書偽造罪にも問われ兼ねない大問題です。

 このようなことが、一職員の判断のみで行われるはずはないし、理財局のみの判断で明らかな法違反を行う理由も動機もないと思います。

 財務省は野党6党のヒアリングにおいて、「昨年の2月下旬から4月にかけて、これまでの国会答弁が誤解を受けないように書き換えを行った」と我々に説明しました。

 答弁が誤っていたなら訂正するのは答弁の方で、答弁が誤っていたから決裁文書を書き換えるとしたら、事実がどんどんと歪められてしまい、国会の審議が成り立たなくなってしまいます。

 さて、この国会答弁というのが、当時の佐川理財局長が「事前の価格交渉はしてない」というものです。

 後に森友学園と近畿理財局のやり取りの録音テープが出てきたりして、事前に価格の提示などを行っていたことが明らかになり、「金額のやり取りはしたが、価格の話はしていない」というとんでもない答弁がありましたので、このことはご存知の方も多いと思います。

 この「事前の価格交渉していない」という答弁、昨年の3月15日に私が財務金融委員会で引き出したものなのです。私から「土地から埋設物があることが分かって、森友学園からこの金額なら買えるという金額の提示があったのではないか?」という問いに対して、佐川氏が「価格について、こちらから提示したことも先方からいくらで買いたいという希望もありません」と答弁していたのです。

 この答弁との整合性を合わせるために改ざんしたという説明をしているのですが、この説明は明らかに嘘です。なぜなら、この答弁を私が引き出したのは3月15日です。改ざんを始めたのは2月下旬と説明しています。この説明が間違っていないとするならば、「価格交渉していない」と答弁するために事前に改ざんしていたというのがギリギリのところでしょう。少なくとも私にした答弁との整合性を合わせる為に書き換えたというのは後付けの理由です。

 では、本当の理由は何か…それは昨年の2月17日「私や妻が関係していたとなれば、私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」と安倍総理が答弁しています。

 答弁の日と改ざんした時期を考えるとこの答弁を念頭に置いて改ざんしたと考えるのが自然ではないでしょうか。つまり、この答弁との辻褄を合わせるためには昭恵夫人が関与している形跡を消さなければならなかった、それが、改ざんの最大の理由だと考えるのが、妥当ではないでしょうか。

 こう考えると財務省の職員が犯罪に問われるかもしれない決裁文書の改ざんを行った動機が見えてきます。つまりは総理を守るためにやらされたのです。昭恵夫人の関与を消すことで総理を守ろうとしたと考えるのが自然だと思いますが、いかがでしょうか。

 昨日の突然の発表でまだ明らかになっていないことが多くあります。

 なぜ、どのような目的で、誰からの指示でこのような改ざんが行われたのか、安倍政権は明らかにすべきです。

そして、国会審議を冒涜する行為を行った安倍政権は即刻退陣すべきで、このまま居座ることがあったら、日本の民主主義は終わりです。

 明日以降、安倍政権を総辞職させるまで野党が一致団結して頑張って参ります。

あわせて読みたい

「森友学園」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    判決を尊重 文大統領口滑ったか

    tenten99

  2. 2

    議員が議長に暴言 麻生氏は擁護

    メディアゴン

  3. 3

    福岡刺殺事件 Hagexが残した功績

    中川 淳一郎

  4. 4

    児相反対は南青山住民のエゴか

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  5. 5

    橋下氏 批判覚悟で徴用工に持論

    AbemaTIMES

  6. 6

    絶望的にスマホ無知 日本の現状

    キャリコネニュース

  7. 7

    親世代と大違い 名門私立の凋落

    PRESIDENT Online

  8. 8

    ゴーン騒動が問う日本人の品格

    郷原信郎

  9. 9

    富田林署員エロサイト閲覧に衝撃

    赤木智弘

  10. 10

    富裕層の贈り物はなぜ気が利くか

    内藤忍

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。