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欧州市場サマリー(13日)

[13日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。ポンドがドルに対して上昇し、ドルで収益を上げる銘柄の重しとなった。

トランプ米大統領は13日、ティラーソン米国務長官を更迭し、後任にポンペオ米中央情報局(CIA)長官をあてると表明した。朝方発表された2月の消費者物価指数の勢いが減速したことと合わせ、ドル安の要因となった。ポンドはドルに対して2週間ぶりの高値をつけ、国際的に事業を展開しドルで収益を上げる銘柄が売り込まれた。

中型株では食品メーカーのグリーンコア<GNC.L>が30.3%急落し、過去最大の落ち込みとなった。米国で設備稼働率の低い状態が続いていると指摘し、2018年の利益見通しを引き下げた。

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。ユーロが上昇し、輸出銘柄を中心に売り込まれた。

トランプ米大統領がティラーソン米国務長官の解任を明らかにしたことでドルが下落し、結果としてユーロは対ドルで0.5%高となった。輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は1.59%低下し、最も軟調な市場だった。

フランスの通信会社イリアド<ILD.PA>は10.0%下落した。イタリアで計画されている事業開始を前に損失が出たことで、2017年の利益が市場予想に届かなかった。

一方、ドイツ電力大手RWE<RWEG.DE>の子会社イノジー<IGY.DE>の資産をRWEと分け合うことで前日に合意した同業のエーオン<EONGn.DE>は3.9%上昇し、前日に続き一段高となった。この日は18年と19年に配当を引き上げると発表したことが好感された。

<ユーロ圏債券> 域内の国債利回りが低下。トランプ米大統領がティラーソン国務長官を更迭したことを受け、世界の市場に動揺が走る中、債券の逃避買いが膨らんだ。

また、同日発表された2月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と、伸びが前月から鈍化したことも、欧米債買いを誘う格好となった。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は一時2ベーシスポイント(bp)低下し0.61%近辺と、約1週間ぶりの低水準をつけた。

その他の大半のユーロ圏債利回りは1-3bp低下した。

同日実施されたイタリア国債入札は、政治を巡る不透明感にも関わらず底堅い需要を集め、市場心理を下支えた。

こうしたなか、政権崩壊の危機に瀕しているスロバキア国債はアンダーパフォーム。同国の10年債利回り<SK10YT=RR>は最大6bp上昇。国債保証コスト(CDS)も約3カ月ぶりの高水準をつけた。ティラーソン氏更迭のニュースも一段の圧迫材料となった。

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