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ユーロ圏財務相、ギリシャ追加融資を月内実施へ 債務軽減策も検討

[ブリュッセル 12日 ロイター] - ユーロ圏財務相は月内にギリシャに対する新たな融資を実施する見通しで、債務軽減措置についての議論も進めている。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテーノ議長(ポルトガル財務相)が12日、明らかにした。

ギリシャに対する総額860億ユーロの第3次支援が8月に終了するのを前に、欧州連合(EU)など国際債権団は同国が持続可能な形で金融支援を脱却するための措置を検討している。EUが検討している案には、ギリシャ国債の利払い・償還費用を軽減する目的の数百億ユーロ規模の支援策が含まれる。

この日開催されたユーログループ月例会合後にセンテーノ議長は、ギリシャが改革措置に関する第3次審査を通過したため、欧州安定メカニズム(ESM)から月内に同国に対する57億ユーロの融資が支払われる見通しだと明らかにした。金融支援脱却には、8月までに88項目の改革措置に関する第4次審査を完了する必要がある。

センテーノ議長は「金融支援を無事に終了させるため、ギリシャが残る全ての課題を遂行すると確信している」と述べた。残る案件には、国有企業の民営化やガス・電気市場の改革が含まれる。

議長によると今後のギリシャに対する債務軽減策については、ギリシャの経済成長率と関連付け、成長が鈍化した場合に支援を行うという仕組みが検討されている。その他の具体策は来月のユーログループで話し合われる予定。

他に選択肢として浮上しているのは、最大270億ユーロの資金を用いて今後5年間で償還を迎えるギリシャ国債を買い上げ、その代わりにESMが利率のより低い長期融資を供与するという案。

このほか、欧州中央銀行(ECB)が所有するギリシャ国債を通じて得た利益をギリシャに還元するという案もある。

この両案とも、ギリシャによる改革の実施をはじめとする条件が付けられることになる。

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