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不可思議なこと

一年以上も国会でずっと問題になっている森友学園への国有地売却にかんする案件。

籠池さんは証人喚問に呼ばれ、この件についての経緯ややり取りについてや、安倍総理からですと総理夫人から百万円のご丁重なご寄付まで頂いたことなども、包み隠さず証言したが、ご自身は補助金不正などの疑いで検察に起訴され、長期勾留の厳しい環境の下で捜査渦中の御仁となっている。

それに関する一連の文書決裁の問題(土地の貸し付けから売却、はたまた埋まっているとされるゴミの問題と売却金額決定との関連、その他等々)について、財務本省と担当である近畿財務局への紙にした資料を提示提出してもらい、野党各党は十夕案件であるという認識のもと、質問・ヒアリングを重ねてきた。

安倍総理や官邸の関与、財務省の「忖度」など、常軌を逸する流れで決められていった国有地売却問題をあぶりだすため、野党がそれぞれに、または必要に応じては一堂に集まって追及してきたのである。

3月2日、朝日新聞が「それらの決裁文書には国会提出資料にはない、書き換えられたもとの部分があるのでは」と記事を掲載し、一気にそのねつ造疑惑について国会内で紛糾しているのが、これを書いている8日午後5時30分までの状況である。

しかも、6日の時点で財務省は野党に対して決裁文書の一部を提出したものの、「文書はこれ以外に存在しない」との明言を避け、本8日には与党の要求に応じて6日の野党提出資料と同じ内容のもの(それよりも資料の枚数は多いもの)を出してきた。

「今現在、保管している資料のコピーがこれです」とはいうものの、「検察に提出しているものと全く同じか?」と訊くと、「それは今調査中で答えられない」「捜査への影響を留意しなければならない」との回答をまた繰り返すのみで状況進展がまったくない。つまり、財務省の疑義がこれで明確に払われたわけではない。

にもかかわらず。

与党は「財務省が与党へも資料を出した」ことを理由に、国会を強制的に開き、超不安定な片肺飛行の状態にしているのである。

与党は納得したの?これで?

なんとも不可思議な国会の様相であるが、財務省の「これで終わりです」という忌避的な国会対応は、断じて認めることはできません。

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